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2026.10.09(Fri)

「断るなんて何様だよ!」女性に連絡先を断られた男性客。声を荒げるも、先輩を見て態度を変えた

「断るなんて何様だよ!」女性に連絡先を断られた男性客。声を荒げるも、先輩を見て態度を変えた

3回目の来店で、態度が変わった男性客

20代のころ、夜のカラオケ店で受付のアルバイトをしていたときの話です。

平日の夜は店長がおらず、店を回していたのは私と、20代後半くらいの男性の先輩の2人でした。

その30代くらいの男性客が来たのは、その月に入って3回目でした。

毎回、受付で部屋の希望などをあれこれ話し、なかなかカウンターの前から離れない人でした。

その夜も会計を終えたあと、男性は帰ろうとせず、カウンターに肘をつきました。

「ねえ、お姉さん。連絡先、聞いてもいい?」

「すみません。お客様と個人的に連絡先を交換することはできないんです」

ちょうどそのとき、先輩は空いた部屋を片付けるため上の階へ行っていました。

待合には、1人で来ていた男性客と女性2人組が座っています。

すると、目の前の男性の表情が変わりました。

「なんで?俺、もう3回も来てるんだよ。それくらいいいだろ」

急に強い口調になり、上からにらむような視線を向けられて、私は怖くなりました。

「申し訳ありませんが、お断りしています」

「店長を呼べ」と声を荒らげた男性

私がもう一度頭を下げると、男性はカウンターをこぶしでたたきました。

「断るなんて何様だよ!店長を呼べよ」

店長は今はいないと伝えても、「じゃあ責任者を出せ」と声を荒らげます。

待合にいた男性客も立ち上がり、こちらの様子を見ていました。

どうすればいいのか分からず、私が何度も謝っていると、片付けを終えた先輩が階段を下りてきました。

先輩はカウンターの内側へ入り、私の横に立ちます。

「お客様、どうされましたか。店長はいませんので、私がお話をうかがいます」

それまで声を荒らげていた男性は、急に勢いをなくしました。

「いや…別に。ちょっと聞いただけだから」

先輩が私を見るので、私は「連絡先を聞かれて、お断りしたら店長を呼んでほしいと言われて…」と事情を説明しました。

先輩は男性に向き直りました。

「申し訳ありませんが、店員がお客様と個人的に連絡先を交換することはできません。これ以上、店員が困るようなことはお控えください」

そして少し間を置いて、続けました。

「同じことが続くようでしたら、今後のご利用をお断りすることもあります」

待合で立っていた男性客が小さくうなずき、女性2人組も顔を見合わせていました。

男性は耳まで赤くしてうつむくと、それ以上何も言わず、自動ドアから早足で出ていきました。

先輩は男性が出ていったのを確認してから、私に言いました。

「大丈夫?次からこうなったら、すぐ呼んでいいからね」

張りつめていた気持ちが、その一言でようやくほどけました。

その男性が店に来ることは、あれから一度もありませんでした。


※本記事は、tendが独自に実施したアンケートで寄せられた20代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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