tend Editorial Team

2014.10.14(Tue)

子連れで巡るアートな旅
自然の中でのびのびアート散策「霧島アートの森」

霧島アートの森_01

草間彌生『シャングリラの花』

霧島山麓の標高700メートル、雄大な自然の中に、2000年にオープンした鹿児島県立の野外美術館。自然の地形や樹林をできるだけ活かすように整備されており、爽やかな高原の空気の中、子連れでも気兼ねせずに、森林浴気分でアートと自然を楽しめます。しかも野外作品は鑑賞するだけでなく、触ったり、写真を撮ってもよく、子どもも大人も自由にアートを満喫できます。

野外展示は、エントランスで出迎えてくれる草間彌生の作品『シャングリラの花』を筆頭に、ジョナサン・ボロフスキーやダニ・カラヴァンなど、国内外の現代作家による全23作品。そのほとんどはアーティストが実際に来館し、そのときのインスピレーションを元に制作したものだそうで、周囲の風景とも不思議な一体感が生まれており、なかには見つけるのが難しいほど景色に溶け込んだ作品も。使っている素材も岩やプラスチック、鉄など様々なので、ぜひ親子で触って質感の違いも楽しんで。記念撮影にぴったりなのは、チェ・ジョンファの『あなたこそアート』。絵の額縁が作品なので、見る角度によって切りとられる風景が変わり、どんなポーズをとろうか考えるだけでもワクワク。子どもと一緒に参加できる体験プログラムも多く、毎週日曜13:30からの学芸員による園内ツアーの他、好きな時間にトライできる「探検クイズ」や「探検スケッチ」などがあります。

霧島アートの森_02
チェ・ジョンファ『あなたこそアート』

アート好きなら屋内展示も要チェック。アートホールでは村上隆やオノ・ヨーコ、ジェームズ・タレルなど、国内外の充実した所蔵コレクションを展示。さらに気鋭の作家にスポットをあてた特別企画展にも力を入れています。期間中はトークショーやワークショップも実施されるので、スケジュールが合えばぜひ。

霧島アートの森_03

広々とした芝生の上は、座ってくつろいでもOK。見て、触れて、撮って…と親子でのんびりまわりながら、五感でアートを体感できる自然いっぱいの贅沢な空間です。


<データ> ■霧島アートの森 住所:鹿児島県姶良郡湧水町木場6340番地220
電話:0995-74-5945
時間:9:00~17:00 (入園 16:30まで)
休園日:月曜(祝日の場合は翌日)、年末年始、臨時休園(2月の第3月曜日~第4月曜日)
入園料:一般310円、高校・大学生200円、小・中学生150円
HP:http://open-air-museum.org/


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Text:Emiko Furuya

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