正直、衆議院とか参議院とか言われても「どっちがエライの?てか、何してる人たち?」って思いますよね。
安心してください。そんなあなたのために、このページ1枚で「なんとなく知ってる」から「ちょっと説明できるかも」になるところまでお連れします!
そもそも「衆議院」「参議院」ってなに?
ざっくり言うと、日本のルールやお金の使い方を決める人たちの集まりです。
国会っていう大きな会議場で、2つのグループが話し合ってるんですね。
それが:
・衆議院(しゅうぎいん)= よりスピーディーでパワー強めのグループ
・参議院(さんぎいん)= 安定感のあるベテラングループ
で、なんとなく“W司会者がいる国会トーク番組”みたいなイメージです(笑)
衆議院と参議院、ココが違う!
① 「任期」が違う = 働く年数がちがう!
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衆議院 → 4年だけど、いつクビ(解散)になるかわからない!
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参議院 → 6年しっかり働ける!しかも途中でクビにならない!
例えるなら…
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衆議院:契約社員(更新あるけど、突然クビもあり)
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参議院:正社員(長く腰をすえて働ける)
② 「人数」が違う!
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衆議院:465人
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参議院:248人
衆議院のほうが多いです。お笑いライブで言うなら、衆議院がメインMC+芸人のにぎやかグループ、参議院は審査員みたいな立ち位置。
③ 「選ばれ方」が違う!
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衆議院:地元で1人えらばれて、そのあと全国でもえらばれる方式
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参議院:都道府県ごと+全国でえらぶ方式
衆議院のほうが、地元のお客さんの声をダイレクトに聞いて動く芸人さんみたいな感じ。
参議院はもうちょっと全国的にバランスよく選ばれるイメージ。
④ 実は「衆議院」のほうがパワー強い!
え、同じ国会メンバーなのに?って思いますよね。
でも現実は、
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法律を決めるとき
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お金の使い道を決めるとき
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総理大臣を決めるとき
に、衆議院が「最終決定権」を持ってるんです。
つまり、最終的に「よし、これでいこう!」って言えるのは、衆議院。
参議院が「ちょっと待って!」って言っても、衆議院が「いや、やる!」って言ったら通ります。
⑤ 役割のイメージもすこし違う
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衆議院:選挙が多くてバタバタ動く ⇒ 今の民意(みんなの気持ち)を反映しやすい
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参議院:長く働けるのでじっくり議論できる ⇒ おだやかに見守る、ブレーキ役
たとえると…
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衆議院:アクセル踏むドライバー(ガンガン前に進む)
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参議院:助手席のナビ(ちょっと落ち着け〜って言ってくれる)
最後にひとこと
選挙のたびに「なんだっけ?」ってなる衆議院と参議院の違い。
これを読んだあなたはもう大丈夫!
「衆議院=動きが早くてパワー強め」
「参議院=安定してて見守り役」
この2つを覚えておくだけで、ニュースの見え方が変わってくるはずです◎