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2026.06.07(Sun)

「意味わかんないんだけど」私の留守中に泊まりに来た義母。だが、私のクローゼットが開けられていた理由とは

「意味わかんないんだけど」私の留守中に泊まりに来た義母。だが、私のクローゼットが開けられていた理由とは

「2泊の間、呼んでいい?」

結婚して間もない頃、私だけ自分の実家に2泊することになった週末があった。

出発前日の夜、夫が「その間、お母さんに来てもらおうかな」と言い出した。

お母さん想いなのは付き合っている頃からわかっていた。

それでも、自分がいない間に部屋へ誰かを通されるのは落ち着かなかった。

特に寝室のクローゼットは、自分なりの整理の仕方があって、人に触れてほしくなかった。

引越したばかりで、ようやく自分のペースが整ってきたところだった。

「私のクローゼットと引き出しは開けないように伝えて」と念を押し、夫は「大丈夫だよ」と答えた。その言葉を信じて家を出た。

クローゼットが、開いていた

帰宅すると、寝室のドアを開けた瞬間に目に入ったのは、全開になった私のクローゼットだった。

中の服は見慣れない順番でかかっていた。

テーブルに手紙が折りたたんで置いてあった。義母の筆跡で、洗濯した洋服をクローゼットにしまった旨が綴られていた。

続けてこう書かれていた。

「ホコリがかぶるのが気になったので」

「ごめんなさいね」

読んでも、すぐに飲み込めなかった。

(意味わかんないんだけど)

洗濯したのは夫のものだったはずなのに、なぜ私のクローゼットを開けたのか。夫のスペースは別にある。触らないでほしいと頼んだのは、まさにその場所だった。

キッチンに行くと、買い置きのコーヒーが消えていた。

義母の化粧水と小さな鏡が、代わりに棚に置いてあった。

処分したのか持ってきたのか、使い慣れた空間が見知らぬ配置に変わっていた。まるで少しずつ、この部屋に馴染もうとしているように見えた。

箱に詰めて、送り返した

これが今後の当たり前になると感じた。次に帰省するたびに、部屋のどこかが変わっている未来が見えた気がした。

義母の私物をすべて段ボールに入れ、義実家へ発送した。

「忘れものですよ!」と添えて。言葉は穏やかにしたが、意思はそれで伝わると思った。夫には後から報告した。「そんなつもりじゃなかったと思う」と言いかけた夫に、「私のクローゼットだから」とだけ返した。

それ以来、義母とは距離を置いている。

夫との間でも、あの一件はうやむやのまま残っている。

手紙の「ごめんなさいね」が気になる。謝ることはわかっていたのに、それでも開けた。丁寧な字で書かれた一文が、かえって今も引っかかっている。

頼んだことを守ってもらえなかった事実は、やさしい言葉で包まれていても変わらない。

義母を嫌いになりたいわけではない。ただ、「私のものを勝手に開けないでほしい」という気持ちが、どうしたら伝わるのかが今もわからない。

※tendが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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