「まだぬるいだろうが!ちゃんと仕事しろよ!」深夜のコンビニで、店員にクレームを入れる横柄な客の自業自得な結末
23時過ぎ、残業帰りに立ち寄った近所のコンビニ。
疲れ切った体を癒やすため、甘いスイーツとコーヒーを手にレジへ向かったときのことです。
「いい加減にしろよ!」深夜のコンビニに響く怒声
レジには私の前に一人、仕事帰りと思しきスーツ姿の男性が並んでいました。
最初は普通の光景だと思っていたのですが、どうやら様子がおかしい。
「おい、このお弁当、もっと温められないのかよ!」
「申し訳ございません。規定の時間温めさせていただいたのですが……」
「触ってみろよ、まだぬるいだろうが!ちゃんと仕事しろよ!」
静かな店内に、男性の高圧的な声が響き渡ります。
どうやら、お弁当の温め具合がどうしても気に入らない様子。
若いアルバイトとおぼしき店員さんは、何度も頭を下げて丁寧に対応しているのに、男性の怒りは全く収まりません。
「袋の入れ方も雑だな。温かいものと冷たいものを一緒にすんなよ。もっと頭使え」
「はあ……大変申し訳ございません」
重箱の隅をつつくような細かいクレームの連続。
後ろに並んでいる私まで、胃がキリキリしてくるような気まずい空気です。
早く会計を済ませて帰りたい。周りのお客さんたちも、遠巻きに困惑した視線を送っていました。
「あ、エラーですか?」一転して赤っ恥をかいた瞬間
5分ほど続いたでしょうか。ようやく商品の袋詰めが終わり、いよいよお会計の時間。
「お待たせいたしました。〇〇円になります」
「これで」
男性が威圧的にスマホの画面を読み取り機にかざしました。
ところが。
ピーッ、というエラー音。
「あれ?ちょっと、もう一回やって」
イライラした様子で再度スマホをかざす男性。しかし、またしても無情なエラー音が鳴り響きます。
「恐れ入ります。残高が不足しているようですが……」
店員さんの控えめな指摘に、男性の動きがピタリと止まりました。
「チッ……じゃあ、こっちで」
今度は慌ててクレジットカードを取り出しましたが、なぜかそれもエラー。何度機械に挿し直しても、一向に決済が完了しません。
「あの……後ろにお待ちのお客様がいらっしゃいますので」
店員さんが、私のほうをチラリと見ました。
「……っ、先どうぞ」
さっきまでの強気な態度はどこへやら。男性は顔を真っ赤にして、逃げるようにレジの横へ移動しました。
私がスムーズに会計を済ませて店を出る間際、チラッと振り返ると、財布の中の小銭を必死にかき集める男性の背中が。
「ありがとうございました、またお越しくださいませ!」
店員さんの明るい声が、夜道に心地よく響いていきました。
※tendが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。














