「息子さんが継いだら、このお店潰れるよね」働かず口先だけの社長の息子。だが、息子がお得意様を激怒させてしまった結果
口先だけの次期社長にパート陣の不満は爆発寸前
私が長年パートとして働いているのは、地元で愛される家族経営の小さなお店です。
社長はとても人柄が良く、お客様からも従業員からも慕われている素晴らしい人。
しかし、最近になって店を継ぐために戻ってきた息子が、とんでもない問題児でした。
「おい、そこの品出し早く終わらせろよ。俺は忙しいんだからさ」
そう言ってバックヤードに引っ込む息子。忙しいと言いながら、やっていることといえば休憩室で一日中スマホをいじることだけ。
自分では一切働かず、口を開けば偉そうに指示を出すばかりの態度に、私たちパート従業員のストレスは限界に達していました。
「あの息子さんが継いだら、間違いなくこのお店潰れるよね…」
「本当よ。社長がいい人なだけに残念すぎるわ」
休憩時間になると、パート仲間の間では決まってため息交じりの愚痴がこぼれます。誰もがこのお店の未来を悲観し、辞めるタイミングを探すようになっていました。
最大のピンチが最高のチャンスに!?社長の雷が落ちた日
そんなモヤモヤとした空気が一変する、運命の出来事が起こります。
ある日の午後、お得意様がご来店されました。
いつもなら社長自らが丁寧に対応するのですが、あいにくその時は外出中。
よりによって、たまたまフロアに出てきた息子が応対することになってしまったのです。
「あー、その商品は今ないっすね」
耳を疑うような軽薄な言葉遣い。おまけに腕を組みながら、まるで友達に話しかけるような上から目線の接客態度。
温厚なお得意様も、これにはみるみる顔を赤くして大激怒。
「君はなんて失礼な態度なんだ!もう二度とこの店とは取引しない!」
店内に響き渡る怒声。血の気が引く思いで見つめていると、ちょうどそこへ慌てて戻ってきた社長が飛び込んできました。
事態を把握した社長は、すぐさまお得意様に平謝り。
「大変申し訳ございません!息子の無礼は私の教育不足です。どうかお許しください!」
社長の誠心誠意の謝罪により、なんとかお得意様の怒りは静まりましたが、問題はその後です。
「お前みたいな甘ったれに店は任せられん!二度とこの店に顔を出すな!!」
社長の激しい怒声とともに、息子は勘当同然で店から追放されることになりました。
現在、お店を仕切っているのは長年真面目に働いてきた優秀な社員さんです。店長としてみんなを引っ張ってくれるおかげで、店内はかつてないほど平和で働きやすい環境になりました。
あの日の息子の暴走が、結果的に私たちの職場を救ってくれたのだと思うと、なんだか笑えてきてしまいます。
※tendが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。














