「実は妻もいて、妊娠中なんだ」マッチングアプリで知り合った男の最悪なカミングアウト。だが、彼へのプレゼントに罠を仕込んだ結果
独身を装っていた一回り上の男
マッチングアプリで知り合った彼は、写真の通り穏やかそうな雰囲気の人でした。
一回り年上で、話の聞き方が上手で、食事のマナーもきれいで、私の些細な変化までよく拾って褒めてくれました。
会うたびに、彼は何度も同じ言葉を繰り返したのです。
「俺、こういう関係になる人、本当に久しぶりだから」
独身だと信じ切っていた私は、その言葉をそのまま受け取っていました。
週末は必ず私のために空けてくれて、平日も寝る前に必ず電話があり、付き合うのが当たり前のような距離感へすぐに進んでいったのです。
何度かのデートを重ねて関係を持ったあと、駅のホームで彼が急に重そうな顔をしました。
「ちゃんと話しておかないとと思って」
「実は妻もいて、妊娠中なんだ」
うつむいたまま切り出された言葉は、頭をガンと殴られるような衝撃でした。
聞きながら、私の中で何かがガラガラと音を立てて崩れていくのが分かりました。
(私、加害者にもなってる)
怒りより先に、自分が不倫に加担してしまった事実への嫌悪が押し寄せました。
奥さんは安定期前のしんどい時期に、夫が他の女と会っていることを知らずに過ごしていたのです。
考えるほど、息が浅くなっていきました。
数日後に届いた一通のメッセージ
家に戻ってすぐ、私は誕生日用に用意しておいたプレゼントの箱を開けました。
お気に入りの店で選んだシャツに、化粧台から一番香りの強い女性用の香水を取り出して、襟と袖口、胸元へ惜しみなく吹きつけたのです。
「これ、誕生日のだから。当日、これ着て帰りなよ」
渡すとき、彼は何の警戒もせず受け取りました。
私は内心、笑みすら浮かべていました。
数日後の夕方、彼からチャットアプリで一通のメッセージが届いたのです。
「この前の誕プレ、香水つけた?」
画面を見つめながら、私は淡々と返信しました。
「つけたけど、何かあったの?」
送信ボタンを押した直後、別の知らない番号から短いメッセージが入ってきました。
「二度と近づくな」
たぶん奥さんからです。
短すぎて、逆に冷静さがこもっているように感じられました。
私はその場で電話、メッセージアプリ、SNS、思い当たる連絡手段をすべて遮断したのです。
胸に残ったのは、静かで冷たい達成感でした。
※tendが独自に実施したアンケートで集めた、40代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。














