「なんでこんなことするの?」常温の棚に冷凍食品を放置する客に注意→「買うのやめたんで」と言う客に片付けさせた方法
常温の棚に置かれた冷たい違和感
夕方の混み合うスーパーで夕飯の買い物をしていた時のこと。
ふと視線を向けた先で、思わず目を疑う光景に遭遇しました。
私より少し若いくらいの女性客が、あろうことか常温のお菓子コーナーの棚に、手に持っていた商品をポンと無造作に置いて立ち去ろうとしていたのです。
「まさか…」
嫌な予感がして棚に近づくと、そこに置かれていたのはカチカチに凍った冷凍食品のグラタン。
触れると指先が冷たくなるほどの状態です。
(なんでこんなことするの?)
常温の棚にこんなものを放置すれば、数十分後にはドロドロに溶けて売り物にならなくなってしまいます。
食品を平気で粗末にする振る舞い。
あまりの自己中心的な行動に、私の心の中でフツフツと静かな怒りが湧き上がりました。
私はその冷たいグラタンをサッと手に取ると、足早に去ろうとする女性客の背中を追いかけました。
「あの、すみません!これ、冷凍ですよね?」
声をかけながら、半ば強引にその商品を彼女の手に押し付けます。
「天然」を装った質問攻めで撃退
急に声をかけられた女性客はビクッと肩を揺らし、明らかにバツの悪そうな顔でこちらを振り返りました。
「あ……いや、これ。やっぱり買うのやめたんで」
謝るどころか、面倒くさそうに言い訳をする彼女。その態度に怒りのボルテージが上がりましたが、ここで感情的に怒鳴ってもトラブルになるだけです。
そこで私は、あえて目を丸くして『純粋に疑問を感じている天然な人』を演じることにしました。
「えっ?でも、これ常温の場所に置いたら解凍されちゃいますよね?そうなったら、もう食べられなくなっちゃいますよ?」
「それは……えっと……」
「買うのやめたって、どういうことですか?溶けちゃうとわかってて、わざと関係ない棚に置いたんですか?」
私の少し大きめの声に反応して、すれ違う他のお客さんたちもチラチラとこちらに視線を向け始めました。
周囲の冷たい視線に耐えきれなくなったのか、女性客の顔がみるみるうちに赤く染まります。
「……っ、戻します!」
彼女は逃げるようにグラタンを抱え込むと、冷凍食品コーナーへと小走りで向かっていきました。
遠目からしっかりと元の冷凍ケースに商品を戻すのを確認し、私は小さく息を吐き出しました。
非常識な振る舞いを防ぐことができて、心の中で思わずガッツポーズをした出来事です。
※tendが独自に実施したアンケートで集めた、40代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。














