「どうして息子は置いていくの?」家族団らんの夕ご飯。幸せな時間を壊した、義父の信じられない誘いとは
「準備してたのに!」娘のために奮闘した母の想いと、義父の襲来
敷地内同居をしている我が家。
平日のなんてことない夕暮れ時、キッチンにはふんわりと甘い味噌の香りが漂っていました。
「今日は◯◯ちゃん(娘)が食べやすいように、西京焼きにしたよ」
小学校に入学したばかりの娘は、少しだけお魚が苦手。
そんな娘に焼き魚に慣れてもらうため、臭みの少ない白身魚を前日から丁寧に漬け込んでおいたのです。
「ただいま!お、いい匂いだな」
ちょうどふっくらと焼き上がったタイミングで、夫が帰宅。
「おかえりなさい!さあ、冷めないうちに食べましょう」
家族団らんの時間が始まる。
そう確信していた、その瞬間でした。
ガラリと玄関が開く音とともに、隣に住む義父が顔を出しました。
「おーい、今から焼肉に行くぞ!お前と、上の孫だけ連れてくぞ」
あまりに突然の誘いに、私は思わず耳を疑います。
「えっ、お義父さん、今からですか?もう夕飯ができてしまったのですが……」
「いいじゃないか、細かいことは。たまには景気良くな!」
夫も夫で、「おっ、焼肉か!いいな、行こうぜ」とすっかり乗り気。
私の言葉を遮るように、義父は夫と娘の二人だけを促して、さっさと車へ向かってしまいました。
食卓に残されたのは、おいしそうに焼けた西京焼き。
「これ、娘のためにわざわざ仕込んだのに……」
焼く前であれば、明日まで保存することもできました。せめて数時間前に一言でも連絡をくれていれば、今日という日を無駄にせずに済んだはず。
私の努力と時間は、一体どこへ消えてしまったのでしょうか。
「どうして息子は置いていくの?」取り残された食卓に響く、3歳児の泣き声
さらに私の心を締め付けたのは、3歳下の息子の存在です。
「うわぁぁーん!ぼくも行きたい! パパ待って!」
玄関先で大号泣する息子。
しかし、義父は息子を連れて行くつもりはさらさらないようでした。
私はいいんです。お義父さんとの外食なんて気疲れして味が分かりませんから。でも、息子まで置いていくなんてあんまりです。
まだ小さいから手がかかると判断されたのかもしれません。
けれど、泣き叫ぶ息子を無視して出かけてしまう無神経さに、母親として強い憤りを感じずにはいられませんでした。
「せめて行くなら全員誘うか、事前に連絡をちょうだいよ……」
泣き止まない息子を抱きしめ、静まり返ったリビングで冷めていく西京焼きを見つめる夜。
敷地内同居という近すぎる距離だからこそ、最低限のルールや配慮は守ってほしいと切実に願うばかりです。
※tendが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。














