「あの、進んでますよ」コンビニのレジで遭遇したスマホに夢中な客。会計時に見せた行動に思わず絶句
仕事帰りの、夜8時。クタクタに疲れた体をひきずって、最寄りのコンビニに立ち寄った時のことです。
甘いものでも買って帰ろうと、お気に入りのスイーツを手にレジへ。しかし、そこには少し長めの列ができていました。
「ふぅ、早く帰りたいな」
心の中でため息をつきながら、大人しく順番を待つ私。ところが、私の前に並んでいる人が、どうもおかしいのです。
「ちょっと、進んでるよ……」スマホに夢中な前の人
その人は、手元のスマホの画面に釘付け。
ゲームなのかSNSなのか、ものすごい勢いで指を動かしています。
前の人がお会計を終えて列が進んでも、全く気付く気配がありません。ぽっかりと空いてしまう前方のスペース。
「あの、進んでますよ」
喉まで出かかった言葉をグッと飲み込みました。トラブルになるのも面倒だし、少し待てば気付くだろうと思ったのです。
しかし、一向に進む気配なし。後ろには私以外にも数人が並び始め、なんとなく漂うイライラとした空気。
「すみません、次の方どうぞー!」
ついに店員さんが声を張り上げました。ビクッと肩を揺らし、慌ててレジへと向かう前の人。
「やっとお会計か……」
そう安堵したのも束の間、信じられない光景を目の当たりにしたのです。
「えっ?」お会計の直前に放たれた信じられない一言
店員さんが商品をスキャンし終え、合計金額を提示しました。
「〇〇円になります」
いざ支払いの段階。しかし、その人は財布を出すでもなく、スマホの決済画面を見せるでもなく、信じられない一言を放ちました。
「あ、やっぱりやめます」
「……えっ?」
店員さんも、思わずフリーズ。私も後ろで「え? うそでしょ?」と心の中で叫んでしまいました。
「やめますって、今?」
その人は悪びれる様子もなく、カゴの中の商品を無造作に台に戻すと、そのままクルッと背を向けてしまったのです。
「あ、あの……」
困惑する店員さんをよそに、足早に店を出て行く後ろ姿。後ろにこんなに人が並んでいるのに。散々待たせた挙句、キャンセル。しかも、一言の謝罪もなし。
「お待たせいたしました、次の方どうぞ」
気を取り直した店員さんに呼ばれ、私のお会計はスムーズに終了。別に、急いで帰らなければいけない理由があったわけではありません。
でも、帰り道の夜風に吹かれながら、私の心の中にはどす黒い雲が居座ったまま。
「一体、なんだったんだろう……」
誰にぶつけることもできない理不尽な出来事。手元の甘いスイーツを見つめても、どうしても消え去ってくれない、もやもやだけが残る夜でした。
※tendが独自に実施したアンケートで集めた、40代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。














