「これ何?また何か買ったの?」相談なしで高額スマート家電を買い漁る夫にキレて放置した結果
また届いた見知らぬ段ボール
「ピンポーン!」
休日の昼下がり、軽快なインターホンの音とともに、玄関には巨大な段ボールが運び込まれました。
受け取った私の足元には、すでによくわからないメーカーのロゴが印字された箱が3つ。
ため息をつきながら宛名を確認すると、またしても夫の名前です。
「ねえ、これ何?また何か買ったの?」
リビングでスマホをいじっていた夫に声をかけると、彼は満面の笑みで振り返りました。
「おお、やっと届いたか!最新のスマート家電だよ。これで我が家の生活は劇的に豊かになるぞ!」
自信満々に胸を張る夫ですが、私の顔は引きつるばかり。
なぜなら、夫は新しい物好きで見切り発車で高額な家電を買うくせに、極度の機械音痴なのです。
「へえ、すごいね。で、いつ設定するの?」
私が冷ややかに尋ねると、夫は当然のように言い放ちました。
「え?君がやってくれるんだろ?俺、そういう細かい作業苦手じゃん」
出た、またこのパターン。
相談もなく勝手に高額な買い物をしておいて、面倒な設定や後片付けはすべて私任せ。これまでに買ったスマートスピーカーも、謎の自動カーテン開閉器も、すべて私が説明書と格闘しながら設定したのです。
放置された段ボールの行方
自分勝手な夫の態度に、ついに私の中で何かがプツリと切れました。
「あのさ、私が設定しないとただの巨大なゴミになるのわかってる?自分で設定できないなら、今すぐ捨てますからね」
「えっ……ちょ、ちょっと待ってよ!高かったんだぞ!」
「知ったこっちゃありません!」
私は届いたばかりの段ボールを部屋の隅にドンッと押しやり、一切手を触れないことを宣言しました。
夫は困惑した顔で私と段ボールを交互に見ていましたが、自力で設定する気はないようで、気まずそうに目を逸らすだけ。
それから数日。リビングの隅には、開けられることのない段ボールが虚しく鎮座していました。私は意地でも触りません。
するとある夜、夫がスマホを片手に何やらコソコソと動いているのを発見。
画面を覗き込むと、そこにはフリマアプリの出品画面が。
なんと夫は、私が本当に捨ててしまうと焦ったのか、未開封のままのスマート家電を出品していたのです。しかも「新品未使用!即購入歓迎!」というやけにテンションの高い説明文付きで。
「生活を豊かにするんじゃなかったの?」
背後から声をかけると、夫はビクッと肩を揺らし、苦笑いを浮かべました。
「いや……ほら、我が家にはまだ早かったかなって……」
結局、その家電は定価より少し安い値段で売れていき、夫のお小遣いは少しだけ減ることに。しょんぼりする夫の背中を見ながら、次から勝手な買い物をしたら即座にフリマアプリ行きにしてやろうと、私は心の中で密かにガッツポーズをしたのでした。
※tendが独自に実施したアンケートで集めた、20代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。














