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2026.06.14(Sun)

「ただの友達だって!」残業と嘘をついて女と会っていた夫の言い訳→証拠を並べた妻が静かに出したのは

「ただの友達だって!」残業と嘘をついて女と会っていた夫の言い訳→証拠を並べた妻が静かに出したのは

残業のはずの夜

結婚生活は、波風もなく続いていた。

少なくとも、私はそう信じていた。

きっかけは、充電中のスマホに届いた一通の通知だった。

差出人は、見覚えのない女性の名前。

覗くつもりはなかったのに、文面が目に飛び込んできた。

女性からの「また会える?」というメッセージ。

そして、それに応じている夫の返信。

「楽しかった」「次はどこ行く?」と、軽い言葉が続いていた。

さかのぼると、私に「残業で遅くなる」と告げた日付と、二人が会っていた記録が、ぴたりと重なっていた。

残業だと聞かされて、私は何度も一人で夜を過ごしていた。

その同じ夜に、夫はこの人と笑い合っていたのだ。

胸が冷えていくのを感じながら、私はやり取りを一枚ずつ保存した。日付も、相手の名前も、文面も。震える指で、けれど一つも漏らさずに残した。

証拠を確保してから、何も言わずに眠った。隣で寝息を立てる夫を、私はただ静かに見つめていた。

崩れていく言い分

翌朝、私は保存した画像を見せて、夫に切り出した。

「この『また会える?』、どういう意味か説明して」

夫の表情がこわばった。

「ただの友達だって!」

「友達に、残業だって嘘ついて会うの?」

「……それは、たまたまタイミングが合っただけで」

「たまたまが、何回も?」

続きの記録を見せると、夫は黙った。

「友達」「たまたま」「一回だけ」と、言い分が転がるように変わっていく。

そのたびに、嘘が一枚ずつ剥がれた。

「残業って言われた日、私は一人で夕飯を待ってた。何回もね」

「…悪かった。でも、やり直せるから」

夫は、答えに詰まって視線を落とした。

迷わず差し出した紙

私は声を荒らげなかった。代わりに、用意していた離婚届を、テーブルの上に静かに置いた。

「これに、名前を書いて」

「待ってくれ、本気か」

あれだけ「友達」と言い張っていた人が、急に取り乱して言葉を重ねる。

けれど私は、もう揺らがなかった。

「嘘の数だけ、気持ちは冷めたの。それだけ」

「一回だけだったんだ、本当に」

「一回?記録、全部残ってるよ」

私が日付の並んだ画面を見せると、夫はまた口をつぐんだ。「友達」「一回だけ」と、嘘を重ねるほど、自分の首を絞めていることに、本人だけが気づいていなかった。

夫はペンを持ったまま、しばらく動けずにいた。

強気だった顔が、すっかり小さくなっていた。やがて観念したように、震える手で名前を書いた。

あれから、私の生活は静かに整った。誰かの帰りを疑いながら待つこともない。感情で叫ぶより、証拠を並べて淡々と決めたあの朝が、いちばん自分を守ってくれたのだと思う。

※tendが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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