出典:石破茂X(@shigeruishiba)
高市首相の看板政策である消費税減税に暗雲が漂う中、宿敵であるはずの石破氏が示した意外な低姿勢。その言葉の裏に隠された政権の苦悩と有権者の切実な声
選挙であれほど威勢よく語られた「飲食料品の消費税2年間ゼロ」という公約が、早くも腰砕けの様相を呈しています。2026年度中の実施は厳しいとの見方が強まり、ついには「1%なら間に合うかも」といった苦し紛れの声まで漏れ聞こえる始末。そんな中、テレビ番組に出演した石破茂前首相の振る舞いが注目を集めました。
石破氏は、首相指名で彼女を選んだ以上、政策が実現できない責任は自分たち議員側にもあると、カメラの前で深々と頭を下げたのです。これが潔い連帯責任の表明なのか、あるいは、実現不可能な理想を掲げた政権への皮肉なのか。永田町の空気は一気に張り詰めました。
舞台裏では、社会保障の財源不足という冷徹な数字が、高い壁となって立ちはだかっています。財政立て直しへ舵を切るべきだという指摘に、石破氏が深く頷く場面もあり、期待感は急速にしぼみつつあります。ネット上では、淡い期待を抱いた人々から失望の声が上がる一方で、冷静な分析を試みる層との間で、激しい議論が巻き起こっています。
『国民会議はもともと財務省が時間を稼ぐための装置だという指摘もあります。政治が覚悟を決めなければ何も始まらないのに、議論ばかりが先行している印象です』
現場の悲鳴に近い声がある一方で、現実を見ろという冷ややかな視線も突き刺さります。
『現在の社会保障費を考えれば、消費税なしでやっていけるはずがない。非現実的な公約を信じる方がどうかしている。耳に心地よい言葉に騙されてはいけません』
生活を支えるための減税が、結果として円安を招き、さらなる物価高を呼ぶのではないか。そんな不安を口にする人も少なくありません。
『今の物価高の元凶は円安でしょう。安易な減税がさらに円安を加速させれば、結局は自分たちの首を絞めることになりかねない。そこまで考えての公約だったのでしょうか』
結局のところ、有権者が求めているのは、小手先の数字遊びではなく、今日を生きるための実感できる支援です。かつての携帯料金値下げのように、暮らしに直結するスピード感を期待していたはずです。
『公約だからと躍起になっているけれど、その間にもスーパーの棚の値段は上がり続けている。数百円の得よりも、もっと抜本的な対策を早く打ち出してほしい』
石破氏が示した「責任」という言葉は、自民党全体に突きつけられた、返しのつかない矢のように響きます。














