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2026.05.05(Tue)

「ワシは神様なんやからレジ袋よこせ!」コンビニで増殖する自称常連客の呆れた特権意識と新人いびりの悲しき末路

引用:写真AC

自分を特別扱いして当然と詰め寄る自称お得意様。レジ袋有料化で露呈した傲慢な振る舞いと、店員を困らせて悦に浸る心理

便利なはずのコンビニが、誰かにとっての歪んだ承認欲求を満たす場所になってしまう。京都府のコンビニで働く50代の男性は、ある常連客の言動に頭を抱えていました。頻繁に来店するだけで、顔も好みも全て把握されていて当然だと決めつけるその客は、まさに自称・お得意様の典型です。


お店はシフト制。毎回同じスタッフが対応するわけではないという基本すら、その人の世界には存在しないようです。レジに立つのが誰であれ、いつもの、の一言で全てが完結すると信じて疑わない。自分の存在が世界の中央にあるかのような振る舞いは、周囲の空気をじわりと凍らせます。


特に胸が痛むのは、右も左もわからない新人スタッフへの態度です。買い物カゴを置くなり、あとタバコな、とぶっきらぼうに告げる。銘柄を尋ねようものなら、顔を覚えろ、ワシは常連や、と説教が始まる始末。困惑する背中を眺めて、どこか満足げにしている様子は、もはや接客への期待ではなく、相手を支配したいという欲求の現れに他なりません。


不思議なことに、この客はスタッフの顔を全く識別していないのです。半年間も担当し続けているのに、会うたびに、お前は新人か、と問いかける。自分のことは認識させたいのに、目の前の人間にはこれっぽっちも関心がない。そのちぐはぐなコミュニケーションに、現場からはため息が漏れます。


SNSでは、こうした理不尽な振る舞いに批判が相次ぎました。


『コンビニの店員さんは便利なシステムの一部じゃない。血の通った人間なんだよ』
『いつものを強要するなら、まずは相手の名前を覚えるくらいの敬意を持つべきでは』

『新人をいじめて優越感を得るなんて、あまりにも寂しい人生に見えてしまう』


そんな傲慢さが最悪の形で爆発したのが、レジ袋の有料化でした。法律だからと説明しても、ワシは神様なんやからタダで寄越せ、と店内に怒声を響かせたのです。しかし、最終的には頼みにしていたベテランスタッフからも突き放され、誰にも相手にされなくなったことで、ようやく静けさが戻りました。


今は無言で買い物をするようになったというその客。お店は自分を主役にしてくれる舞台ではないと、ようやく気づいたのかもしれません。

 

カウンターを挟んで対峙するのも、一人の人間。

 

そんな当たり前のことが、少しずつでも浸透していくことを願わずにはいられません。

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