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2026.06.03(Wed)

「本当は行きたかった」理由も言わず私の結婚式を欠席した友人。数年後、友人から届いた相談に驚いたワケ

「本当は行きたかった」理由も言わず私の結婚式を欠席した友人。数年後、友人から届いた相談に驚いたワケ

結婚式を欠席した友人と、続いた縁

結婚式の招待状を出してから数週間、大学のゼミで一緒だった友人から欠席の返事が届いた。メッセージアプリには一言あった。

「本当は行きたかったんだけど」

「ごめんね」

理由の説明はなかった。

急かすように問い返すのも気が進まず、そのまま受け取ることにした。

式が終わり、月日が流れても、年に数回の食事は続いた。

後日お祝いの品も届いたし、いやな言い方をされたこともなかった。

それでも、会うたびにどこかで思い出した。来てくれなかったこと、理由を聞かなかったこと、どちらも。

話題が別の方向に流れるたびに、ひとり心の隅に押し込んでいた。嫌いになれるわけでもなかった。それが余計に厄介だった。

「受付もお願いできますか」という一通

数年後の秋、友人から結婚の報告が届いた。おめでとう、と返事を送った。

続いて式への出席を依頼するメッセージが来た。さらにもう一通、追いかけるように届いた。

「ぜひ受付もお願いしたい」

文面はとても丁寧だった。押しつけるような書き方ではなかった。

ただ、読みながら止まった。

(私のときは来てくれなかった)

お祝いしたい気持ちは本物だった。

それは揺らがなかった。でも受付を頼まれることは、また別の話に思えた。当日その場にいて、笑顔で人を迎えて、そういう役割を自然に引き受けられるかどうか。

正直に言えば、できないと感じた。

欠席の理由が事情によるものだったとしても、受付という役割は当日ずっとその場に立つことを意味する。

笑顔で列席者を迎えながら、あの日のことをどこかで思い浮かべるのは目に見えていた。

お祝いしたい気持ちと、受付を引き受けられる気持ちは、同じではないと思った。

静かに断った翌朝

少し間を置いて返信した。当日は別の用事があって出席がむずかしい、でもお祝いの気持ちは変わらないので、落ち着いた頃にぜひ会わせてほしい。

そう書いた。

友人からは「そっか、またね」とだけ返ってきた。怒った様子も、落ち込んだ様子もなかった。

翌朝、窓から外を見ながらそのやりとりを思い返した。悪い人ではない。それは今も変わらない。ただ、受付を頼む前に少しだけ立ち止まってほしかった、という気持ちが、きれいに消えないまま残っている。

答えが出るものでもないと分かっている。それでも、しばらくは会う回数が減るかもしれない、とぼんやり思っている。

※tendが独自に実施したアンケートで集めた、40代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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