「久しぶりに食事しようよ」と誘われ親族で食事会に。だが、手土産を渡した義姉の信じられない一言とは
招かれた食事会で義姉に手土産を渡した
兄から「久しぶりに食事しようよ」と誘われ、親族数人で集まることになった。
勝手に押しかけたわけではない。ちゃんと声をかけてもらった席だ。
何か持参しようと、近くのデパートへ行き、手土産コーナーで焼き菓子の詰め合わせを選んだ。定番の品で、包みもきれいで、招かれた席に持っていくには十分なものだと思った。
兄の家には、すでに親族が何人か集まっていた。それぞれ手土産を持参していて、テーブルに包みが並んだ。
義姉は受け取るたびに「気を遣わせてごめんね」と柔らかく笑い、和やかな食事会が続いた。
そして食事が一段落し、私が袋を差し出した瞬間だった。
「あんたのだけ、まずそうだね」
笑いではなく、冗談でもなく、ただ率直な一言として義姉の口から出てきた。
私は反応できず、愛想笑いで流すしかなかった。義姉はそのまま袋を脇に置き、何事もなかったかのように話が続いた。
他の家族には何も言わないのに
帰宅してから、ずっと思い返した。
他の家族が渡した手土産には、義姉は何も言っていなかった。
笑顔で受け取り、「ありがとう」と言っていた。同じような品物が並ぶ中で、なぜ私のものだけが「まずそう」になるのか。
品の選び方が悪かったのか。包みが地味だったのか。それとも義姉の中に、私向けの何か別の感情があるのか。
いくら考えても答えが出なかった。悪意だったとも言い切れないし、だからこそ消化しきれない。
誰にも話せないまま
兄に打ち明けるのは難しかった。義姉のことを悪く言うような流れにしたくなかったし、大げさな話にしてかえってこじれるのも嫌だった。
夫に話してみたが、「気にしすぎじゃない」と言われた。そうかもしれない。でも気にしてしまう。
あの一言が何だったのか、今も分からないままだ。悪意があったとも思いたくない。ただの感想だったのかもしれないし、たまたま口から出てしまっただけかもしれない。
でも、それなら他の家族の手土産にも同じことを言ってほしかった。私のだけが違う扱いを受けた事実は、消えない。
義姉への特別な悪意を想定したいわけじゃない。ただ、同じ手土産売り場で選んだ品物に、自分のものだけそう言われた事実が、じわじわと頭の中に居座り続けている。
次の食事会に何を持って行けばいいのか、正直今もまだ迷っている。
※tendが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。














