「梱包が雑だ、カビ臭い」フリマアプリで取引完了後に文句を言ってきた客。だが、返品された商品を見て絶句
売れた商品が戻ってくるまで
フリマアプリで不用品を整理しようと、使わなくなった小型家電を出品した。
写真を撮り、動作確認をして問題がないことを確かめた。
すぐに購入希望者が現れ、丁寧に梱包して発送した。
取引完了のボタンが押されたとき、ほっとした。でもその数日後、買い手からメッセージが届いた。
「商品が動かない。返品したい」
発送前に動作確認は済ませていた。
だから最初は、読み違えかと思った。
もう一度読み返しても、内容は変わらなかった。
申告を無視するわけにはいかない。どのような状態なのか、使い方に問題がないか、状況を確かめるために丁寧に返信した。
「梱包が雑だ、カビ臭い」
やり取りを続けるうちに、相手の言葉がきつくなっていった。
梱包が雑だった、商品がカビ臭かった、信頼できない出品者だと畳み掛けてくる。
「梱包が雑だ、カビ臭い」
読んでいるだけで消耗した。こちらが穏やかに返信するほど、相手の言葉はエスカレートした。
画面を開くのが苦痛になってきた頃、アプリの運営に相談することにした。
取引完了後であること、動作確認済みであることを説明した。
しかし運営は買い手の申告を重視するという判断を示し、返品を提案してきた。購入者側が有利な構造だと、ひしひしと実感した。
動く商品が戻ってきた日
納得できないまま、返品を受け入れた。
代金も返金した。長引かせるほど消耗すると思ったから。一方的に損をしたが、終わらせることを選んだ。
商品が届いた日、箱を開けて電源を入れた。
普通に動いた。
何も壊れていなかった。動かないという申告は何だったのか、罵声は何のためだったのか、運営の判定は正しかったのか。
答えのない問いが、頭の中に並んだ。
誰も謝らなかった。何が起きていたのか、本当のところは今もわからない。フリマアプリはまだ使っているけれど、出品するたびに、あの取引のことが頭をよぎる。手元に戻った商品は普通に動いているのに、モヤモヤだけは今も消えていない。
※tendが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。














