「せっかく淹れたのに!」初対面の男が手作りドリンクを強要→腹が痛いと断った私に車内で激昂した
ドライブ中の不意の停車
マッチングアプリで出会った相手との、初めてのデートでした。メッセージのやり取りは紳士的で、会ってからも話が弾み、私はすっかり安心していたんです。
ドライブの途中、彼が「喉が渇いた」と言って、コンビニの駐車場に車を停めました。飲み物を買いに行くのだろうと、私は窓の外をぼんやり眺めていました。
けれど戻ってきた彼が手にしていたのは、店で買った飲み物ではありませんでした。家から持ってきたとおぼしき水筒を、にこにこと差し出してきたんです。
「これ、家で淹れてきたハーブティーなんだ」
その言葉に、私の体は固まりました。今日が初対面の人が、わざわざ自宅で用意して持ってきた、中身の分からない飲み物。受け取っていいものか、すぐには判断できませんでした。
断った瞬間の豹変
未開封の市販品ならまだしも、誰がどんな状態で作ったか分からない液体です。出会ったばかりの相手から渡されることに、私は強い警戒を覚えました。
「ありがとう、でもごめんなさい。ちょっとお腹の調子が悪くて」
失礼にならないよう、言葉を選んで断りました。すると、にこにこしていた彼の顔つきが、一瞬で険しいものに変わったんです。
「せっかく淹れたのに!」
彼は水筒を握ったまま、苛立った声で私に詰め寄ってきました。さっきまでの優しい雰囲気が嘘のように消え去り、別人のような目をしていました。
(早く、ここから出ないと)
走り出した車の中に、二人きり。私は膝の上で手を握りしめて、ひたすら降りる機会をうかがっていました。
やがて信号が赤になり、車が停まりました。その瞬間、私はドアを開けて歩道に飛び降りたんです。背後で彼が何か叫んでいた気がしますが、振り返る余裕はありませんでした。
駅まで走り、震える指で彼の連絡先をすべてブロックしました。誠実そうに見えたあの笑顔の下に、何が隠れていたのか。あの水筒の中身を確かめなくて本当によかったと、心から思っています。
※tendが独自に実施したアンケートで集めた、20代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。














