「地味な生活とか無理(笑)」年商数億の彼氏を自慢する友人。高級店でVIP気取りの直後、残酷な真実が発覚し大恥をかいた
高校時代からの友人は、最近SNSでの「キラキラ生活」のアピールに必死です。
久しぶりに再会しても、地味な事務職の私に向かって優越感たっぷりの笑顔を向けてきます。
「地味な生活とか無理(笑)」
彼女の口から飛び出すのは、年商数億の経営者だという彼氏の自慢ばかり。
タワマンでのパーティーがいかに素晴らしいか、私には縁のない世界だと暗にマウントを取られ、会うたびにどっと疲労感に襲われていました。
VIP気取りの女子会と、訪れた違和感
ある日のこと。
「彼氏がオーナーをやってる超高級レストランで女子会するから来なよ!特等席と、特別なサービスを用意してくれてるから」
そんな自信満々の誘いを受け、私は別の友人と3人で指定されたお店へ向かいました。
店に一歩足を踏み入れた途端、友人の態度はまるで自分の城にでも来たかのように堂々としたもの。
「彼にお願いして、一番いい席を取ってもらったんだ」
運ばれてくる料理を前にSNS用の写真を撮りまくる友人。私たちはただ苦笑いを浮かべて付き合うしかありません。
しかし、食事が終わろうとした頃、不自然な空気が流れ始めました。
友人が通りかかった店員を呼び止め、不満げに声を張り上げたのです。
「あの、オーナーの彼から特別なデザートのサービスがあるはずなんですけど。まだですか?」
音信不通の彼と、崩れ去ったマウント生活
ざわつくスタッフの奥から現れたのは、困惑した表情の店長でした。
「恐れ入りますがお客様。当店のオーナーは女性でございまして、そのようなサービスは承っておりませんが……」
「えっ? いや、彼がオーナーですよ!ほら、この写真!」
友人がムキになってスマートフォンの画面を突きつけます。そこには、SNSでも自慢していた高級スーツ姿の彼の写真。
それを見た店長は、気まずそうに、しかしハッキリと告げました。
「すいません、どちらの方でしょうか…」
その瞬間、友人の顔からスッと血の気が引いていくのが分かりました。
慌てて彼に電話をかける友人。しかし、スピーカーから響いたのは「おかけになった電話番号は、現在使われておりません」という無機質なアナウンス。
そう、彼女は自慢の彼氏に「騙されていた」のです。
見栄を張るあまり、経歴も顔写真もすべて偽った得体の知れない男を信じ込み、勝手に高級店にやって来てVIP気取りをしていただけでした。
みるみるうちに顔面蒼白になり、ショックで小刻みに震え出す友人。
「……お会計、3等分でお願いします」
私は静かに財布を取り出し、きっちり割り勘で支払いを済ませました。
あれだけマウントを取り続けていた彼女の惨めすぎる結末に、胸の奥に溜まっていたモヤモヤが最高に浄化されていくのを感じた私。
それ以来、あんなに頻繁だった彼女のSNSの更新は、パタリと止まっています。
※tendが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。














