「夜中なんですけど」夜中に騒音を出す住人にクレーム。だが、住人の最悪な行動に引っ越しを決意
直接ドアを叩いた夜
築十年のアパートの1階に入居して半年、上階の生活音が深夜に集中するタイプの住人だったんです。
日付が変わる頃から足音、夜中にドン!という衝撃音が天井に響きました。
管理会社経由の注意文では一時しのぎにしかならず、貼り紙が出てから一週間も経つと元通り。
私の心身はもう3か月で限界が来ていました。
その晩は特にひどくて、午前2時を過ぎても家具を引きずる音が続いていました。
寝室の天井から低い摩擦音が止まず、布団を被っても眠れません。
私は思い切って部屋着のパーカーだけ羽織り、階段を上がって上階の玄関を控えめにノックしました。
出てきたのは40代くらいの女性。
スウェット姿で目だけは妙に冴えていて、不機嫌そうにこちらを睨みつけてきました。
「夜中なんですけど」
そう一言だけ伝えると、女性は「あら、聞こえてました?」と他人事のように笑って、すぐにドアを閉めて引っ込みました。
後ろから鍵を二重にかける音だけがやけに大きく響いたんです。
報復に切り替わった音
その夜から1週間、確かに家具を動かす音は止まりました。ただ、別の音が代わりに始まったんです。
こちらが冷蔵庫を開ける、椅子を引く、シャワーを止める。生活の些細な物音に反応して、真上から壁をドンドンと叩き返してくる。
タイミングが完璧すぎて、上階の女が耳をすませて私の動きを追っているとしか思えませんでした。
深夜だけでなく日中も突然鳴るので、休日も部屋にいる気が休まりません。
明らかに苦情を入れた私への意趣返しです。録音を取って管理会社に渡しましたが、相手は「自分は何もしていない」の一点張りで、注意文以上の対応はしてもらえません。
担当者も「客観的な証拠が出ないと強い指導はできない」と繰り返すばかりでした。
退去日に確信した正体
更新まで4か月残っていましたが、違約金を払ってでもこの部屋から逃げようと決断しました。
同僚に経緯を話したら、騒音トラブルだけは戦って勝つより距離を取るのが鉄則だと背中を押してくれたんです。
引っ越しの搬出当日、上階の女性が階段の踊り場から作業を覗いていました。
目が合った瞬間、ふっと口角だけが上がったのを覚えています。
あの目つきが頭から離れません。次の入居者にも同じことをしているのかと思うと、今も背筋が凍るんです。
※tendが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。














