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2026.07.24(Fri)

「相談に乗ってたのは私」合コンで彼氏を奪った親友の裏の顔。笑顔の告白に動じず別れを選んだ結果

「相談に乗ってたのは私」合コンで彼氏を奪った親友の裏の顔。笑顔の告白に動じず別れを選んだ結果

詳しすぎた相談相手

付き合って半年の彼のことで悩むたび、私は決まって親友に電話していた。

恋愛相談に乗ってもらうのが、いつの間にか習慣になっていた。

彼女は私の話を、いつも前のめりで聞いてくれた。

「相談に乗ってたのは私」

のちに彼女が放ったこの一言の意味を、当時の私はまるで分かっていなかった。

ただ感謝していた。半年前の合コンで彼を紹介し、二人をくっつけてくれたのも、彼女だったから。

彼女は私より彼に詳しかった。

好物も、口癖も、休日の過ごし方も。

「あの人、こういう店が好きだと思うよ」

デートの店まで提案してくる彼女に、私は「親友だから話したのかな」と、都合よく解釈していた。

笑顔の告白

彼のスマホに、見覚えのない絵文字の連打が並んでいた。

送り主は、私の親友だった。恋人同士のようなやり取りが、何ヶ月分も積もっていた。

二人を呼び出した席で、彼女はまったく悪びれなかった。

それどころか、勝ち誇った顔で言い切った。

「あなたの彼、私の方が好きだって」

私は深呼吸ひとつで、感情を引っ込めた。

彼女が見たいのは、私が取り乱す姿だと分かっていた。

「わかった。二人とも、私の前から消えて」

彼女の口元から、笑みが消えた。「ちょっと待ってよ」と声が追いかけてきたが、振り返らなかった。

隣で彼が何か言いかけたのも、聞く価値はなかった。私は伝票だけ置いて、店を出た。

二面性のブーメラン

裏で人の恋人を奪う子だと知れ渡るのに、時間はかからなかった。

共通の知人は彼女から静かに離れ、誘いに応じる人がいなくなった。

私が言い触らさなくても、彼女の振る舞いがすべてを語っていた。

あれほど人の懐に入るのが上手かった彼女が、今度は自分が孤立する番になった。

 

奪ったはずの彼とも、長くは続かなかったと聞く。

二面性は、結局そっくり本人へ返っていったのだ。

道で偶然すれ違ったとき、目を合わせてきたのは私だけだった。

 

彼女はうつむいて、足早に通り過ぎていった。

すれ違いざま、小さな会釈すらできずに肩をすぼめていた。

かつて合コンの席で誰よりも場を仕切っていた人とは、まるで別人だった。

人の信頼で築いた立ち位置は、こうもあっけなく崩れるものなのだと思った。

私はその朝、新しく付き合い始めた人との待ち合わせに向かう途中だった。

駆け引きのない相手と過ごす時間は、驚くほど穏やかだ。

「待った?」と笑って駆けてくる彼に、私は首を振った。

あのとき泣かずに別れを選んだ自分を、今は少しだけ誇らしく思う。

※tendが独自に実施したアンケートで集めた、20代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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