「この混み具合で新聞読む?」満員電車で新聞を広げる男。だが、私の小さな抵抗で状況が一変
毎日の通勤電車、ただでさえ息が詰まるほどの満員状態。
少しでもスペースを作ろうと肩をすぼめ、スマホを見る余裕すらなく耐え忍んでいた時のことです。
ふと隣に目をやると、信じられない光景が飛び込んできました。
我が物顔で陣取る「新聞男」
「バサッ、バサバサッ」
なんと、私のすぐ隣に立つ男性が、この身動きすら取れないギューギューの車内で、堂々と新聞を広げ始めたのです。
周囲の人たちが迷惑そうに顔をしかめているのなど、一切お構いなし。
大きく広げられた紙面は、私の顔のすぐ真横まで迫ってきました。
(えっ、ちょっと待って嘘でしょ?この混み具合で新聞読む?)
あまりの振る舞いに、驚きと呆れで声も出ません。
さらに最悪なことに、電車がガタンと揺れるたびに、新聞の硬い端っこが私の顔にバサバサと当たりそうになるのです。
あと数センチで確実に目や鼻に直撃する距離。私のイライラと不快感は一気にピークに達しました。
無言の反撃!静かな「ツンツン攻撃」の行方
「すみません、顔に当たってますよ」
そうはっきり注意してやりたい気持ちは山々でしたが、こんな密室で逆ギレされて大きなトラブルになるのは絶対に避けたいところです。
だからといって、このまま我慢して泣き寝入りするなんて悔しすぎます。
そこで私は、言葉を発することなく、ある行動に出ることにしました。
顔に迫り来る新聞の端っこに向かって、自分の人差し指をスッとまっすぐ伸ばしたのです。
そして、無言のまま……ツンツン、ツンッ。
私のパーソナルスペースを侵略してくる紙面を、指先で確実に押し返してやりました。
すると、男はギョッとしたように動きを止め、こちらをチラリと睨んできました。
「チッ……!」
はっきりと聞こえるほどの大きな舌打ち。しかし、彼はそれ以上何も言えず、バツが悪そうに新聞を小さく、本当に小さく折りたたみ始めたのです。
(よし、勝った!)
心の中で思わず小さなガッツポーズ。言葉を出さずとも、無言のプレッシャーが見事に功を奏した瞬間でした。
憂鬱で息苦しい満員電車の中で、ほんの少しだけ胸がスカッとした、痛快な朝の出来事です。
※tendが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。














