「同期の子には言ったんです」と会議の日程変更を共有しない後輩。だが、偶然聞いてしまった、後輩の言い分に思わずゾッとした
都合のいいことばかり言う後輩
私の部署の後輩は、誰に対しても愛想がよく、受け答えも丁寧。
上司からの評価も高く、最初は「やりやすい後輩だな」と喜んでいました。
しかし、その評価は次第に大きな「モヤモヤ」へ。
原因は、彼女の不可解な「情報共有の抜け」でした。
「明日の会議の資料なんだけど……」
私が声をかけると、彼女はきょとんとした顔。
「あ、その会議、来週に変更になりましたよ。同期の子には言ったんですけど」
あやうく当日、一人で空の会議室に向かうところでした。
その後も、上司と自分たちだけで日程を変更し、他のメンバーには一切の連絡なし、という事態が頻発。
「日程が変わったら、グループチャットで全員に連絡するルールだよね?」
何度注意しても、「すみません、すっかり忘れてしまって」と丁寧な笑顔で返すだけ。
意図的に情報を遮断しているとしか思えず、私のストレスは限界に達していました。
なぜ、彼女は一部のメンバーにだけ情報を伝えないのか。その呆れた理由は、ほどなくして判明することに。
ある日、給湯室で後輩が同期と話しているのを偶然聞いてしまったのです。
「また先輩に注意されちゃった。あの人がいると、細かく指示されるから本当にやりづらい」
「だからって、会議の連絡しないのはマズくない?」
「だって、優しい上司と私たちだけで進めた方が、私のペースで楽に仕事できるじゃん。どうせ先輩には事後報告でなんとかなるし」
思わず怖くなってしまいました、都合の良い環境を作るためにここまでやるかと。
彼女の目的は、指導してくる私を意図的に排除して、自分の「居心地のいい空間」を作ることだったのです。
会議前日
そして迎えた、部署全体を巻き込む重要プロジェクトの会議前日。
ふとスケジュールを確認すると、またしても会議の予定が消えていました。もちろん私には何の連絡もなし。
「またか……」
今回はあえて自分からは動かず、そのまま様子を見ることに。
本来の会議当日。
会議室には、私と、そして一番上の役職である部長の姿が。
「あれ、他のメンバーは?」
いぶかしげな部長。そこへ、慌てた様子の上司と後輩が駆け込んできました。
「ぶ、部長!会議は明日に変更したはずですが……!」
「は?私には何の連絡も来ていないが」
凍りつく会議室。後輩はいつもの調子で言い訳を始めます。
「す、すみません! チャットでお知らせするのを忘れてしまって……」
しかし、部長の目は全く笑っていません。
「『忘れた』じゃないだろう。君、自分のやりやすい人間だけを集めて、都合の悪いメンバーを意図的に外しているそうだな。チームの和を乱す行為は絶対に許さん」
実は、他のメンバーからも「彼女に情報を遮断されている」とクレームが入っており、事態はすべて部長の耳に届いていたのです。
「上司の君も、彼女の勝手な振る舞いを放置していた責任があるぞ」
後輩を甘やかしていた上司ごと、大目玉を食らうハメに。
自分の保身とエゴで情報を遮断していた後輩。
顔を真っ赤にして涙目になり、これまで築き上げてきた「デキるいい子」のメッキが完全に剥がれ落ちた瞬間でした。
その後、彼女は情報管理の担当を外され、厳しい監視下で一から指導を受けることに。
丁寧な笑顔の裏に隠された身勝手さが周囲に露呈し、私の胸のモヤモヤはすっかり晴れ渡りました。
※tendが独自に実施したアンケートで集めた、20代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。














