「ごめん!付き合うことになっちゃった(笑)」今まで恋愛相談していた親友に、好きな人を奪われた戦慄の瞬間
期待していた返信と、予期せぬ着信
「ねえ、これどう返信したらいいかな?」
「いいじゃん、すごく可愛いよ!もっと積極的に行っちゃいなよ」
お気に入りのカフェ、いつもの特等席。
スマホの画面を見せると、彼女は身を乗り出して覗き込んできます。
一番の親友であり、私の片思いを誰よりも応援してくれていた存在。
「彼、絶対にあなたに気があるって。私、応援してるからね!」
その言葉にどれほど勇気づけられたことか。
彼との距離、私の悩み、そして彼への募る想い。そのすべてを彼女に預けていたのです。
まさに、二人三脚で恋を叶えようとしている……そんな錯覚さえ抱いていました。
勝負をかけた、昨日のメッセージ。
一晩経っても既読すらつかない画面を見つめ、私は不安に押しつぶされそうになっていました。
「嫌われちゃったかな……」
そんな重い沈黙を破ったのは、彼からの通知ではなく、親友からの着信音。
スマホの画面に踊る彼女の名前に、私は「何か進展があったのかも!」と一縷の望みをかけて通話ボタンを押したのです。
「もしもし、どうしたの?」
「あ、起きてた?あのさ、ちょっと言いにくいんだけど……報告があって(笑)」
電話越しに聞こえるのは、隠しきれない高揚感を含んだ声。
どこか浮ついた、弾むようなトーンに、心臓が嫌な音を立てて波打ち始めます。
「報告?どうしたの、そんなに楽しそうに」
「実はね、昨日彼と会ってたんだ。それで……告白されちゃって、付き合うことになったの!」
笑い声の裏に隠されていた本性
一瞬、頭の中が真っ白に。呼吸の仕方を忘れるほどの衝撃。
「え……?だって、私が彼のことを好きだって、知ってたよね?」
震える声を絞り出すのが精一杯の私に対し、彼女から返ってきたのは耳を疑う言葉でした。
「あはは!ごめんごめん!本当にごめんって。でもさ、向こうがどうしてもって言うから、断れなくて。好きになっちゃったもんは、しょうがないじゃん?」
昨日の今日。
私が悩み、彼からの連絡を待ちわびていたその裏で、二人は会っていた。
それも、私の相談を「攻略本」にするかのように、彼女は彼に近づいていたのです。
「そんな、笑いながら言うことじゃないよ……」
「えー、そんなに怒らないでよ。今度良い人紹介するからさ!あ、これから彼とデートだから切るね。バイバイ!」
ツーツーという無機質な音が響く部屋。
「応援してる」と言っていたあの笑顔は、一体どんな気持ちで私に向けられていたのか。
親友だと思っていた人の、あまりにも軽薄な裏切りと、罪悪感の欠片もない笑い声。
スマホを握りしめたまま、私はしばらく動けませんでした。
恋を失った悲しみよりも、一番近くにいたはずの人間に対する恐怖。
背筋が凍るようなその冷たさは、今もなお、私の記憶に深く刻まれています。
※tendが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。














