tend Editorial Team

2026.04.10(Fri)

「うちは自由にさせてるだけなんだけどね」自称・放任主義のママ友の終わらないマウント。疲弊した私が最後にたどり着いた結論とは

「うちは自由にさせてるだけなんだけどね」自称・放任主義のママ友の終わらないマウント。疲弊した私が最後にたどり着いた結論とは

目の前に運ばれてきた、色鮮やかで美味しそうなトマトクリームパスタ。

それなのに、一口食べても全く味がしません。口の中に広がるのは、ソースの旨味ではなく、どんよりとした疲労感だけでした。

「うちはね、教育方針が自由だから。子供の好きなようにさせてるのよ」

優雅に紅茶のカップを傾けながら、向かいに座るママ友が微笑みます。

出た。またこのフレーズです。

「自由」という言葉に隠されたマウントのフルコース

彼女の言う「自由」は、決して放任という意味ではありません。

「この間もね、子供が急にバイオリンをやりたいって言い出して。主人の収入ならまあ好きなだけやらせてあげられるし、とりあえず一番いい楽器を買ってあげたの」

自由な教育方針という前置きは、単なるクッション言葉。

その後に続くのは、さりげない(けれど確実に計算された)夫の年収アピールと、子供の習い事の自慢話です。

「へえ、すごいですね。バイオリンなんて素敵」

私は引きつりそうになる頬の筋肉を必死に持ち上げ、精一杯の相槌を打ちます。

せっかくの楽しいはずのランチタイムが、いつの間にか息の詰まるようなマウントの取り合い、いえ、正確には彼女の独壇場になっていました。

次から次へと繰り出される自慢のフルコースに、私のお腹はすっかりもたれてしまったのです。

哀れなマウンティングと、私が見つけた心の処方箋

ようやく解放され、レストランを出た時の帰り道。

いつもよりずっと重く感じる足取りで歩きながら、私はふと考えました。

どうして彼女は、あんなにも自分の環境をひけらかす必要があるのでしょうか。

「そうか。彼女は誰かと比較しないと、自分の幸せを実感できないんだ」

そう気づいた瞬間、私の中で渦巻いていたモヤモヤとした不快感が、スッと冷たいものに変わっていきました。

恵まれた環境にいるはずなのに、常に周りを見渡しては「自分の方が上だ」と確認し続けなければ安心できない。それは、とても窮屈で息苦しい生き方に見えました。

私は絶対に、あんな風にはなりたくない。

強烈な反面教師として、彼女の姿をしっかりと目に焼き付けたのです。

「さて、今日の夕飯は何にしようかな」

マウント合戦のリングから静かに降りることを決めた私の足取りは、いつの間にか、羽が生えたように軽くなっていました。

※tendが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

RANKING

OTHER ARTICLES

NEW 2026.07.13(Mon)

「私立の幼稚園、月8万でも余裕なの」収入自慢を続けたママ友。だが、夫が私の夫の後輩と気づいた瞬間
tend Editorial Team

NEW 2026.07.13(Mon)

エスカレーターで「片側を空けるのがマナー」は間違いだった!?良かれと思って続けた習慣が事故につながる理由
tend Editorial Team

NEW 2026.07.13(Mon)

「どいてよ、後ろで待てるでしょ」並ぶ女性を押したママ友。信じられない主張に距離をとった
tend Editorial Team

RECOMMEND

2026.06.30(Tue)

「私物は全部、外に出させてもらうから」私が夜勤中に親友と浮気した彼。我慢出来ずに追い出した結果
tend Editorial Team

2026.02.17(Tue)

「助けた所で焼け石に水」「ヒカルが助けても無駄」と否定的な声相次ぐ。ヒカル、遊楽舎閉店をうけ緊急で店長と面会、心境を語る
tend Editorial Team

2026.03.30(Mon)

「すぐ変えるのが当たり前」「異変に気づかなかったのか」と厳しい声相次ぐ。中日、投手・アブレウの乱調、原因はぎっくり腰
tend Editorial Team