「バスタオルは使ったら掛けてって毎日言ってるよね?」ベッドに濡れたバスタオルを放置する夫。妻の斜め上をいく反撃で改心したワケ
毎日のウンザリ。ベッドの上の「冷たい塊」
「またやってる…」
仕事から帰り、寝室に入った私の口から深い溜息が漏れます。
視線の先にあるのは、きれいに整えたはずのベッドの上に転がる、丸まった不気味な塊。
夫が朝のシャワー後に使った、濡れたバスタオルです。
「ねえ、バスタオルは使ったら掛けてって毎日言ってるよね?」
「あー、ごめんごめん。朝は時間がなくてさ。次から気をつけるよ」
何度注意しても、返ってくるのは生返事ばかり。
シーツまでジメジメと湿ってしまい、そのたびに私が洗濯機へ放り込んで乾かす始末。
言葉で伝えても全く響かない夫の態度に、私の我慢もそろそろ限界に達していました。
言葉が通じないなら、体感してもらうまで
ある日の夕方。いつものようにベッドに放置された冷たく湿ったタオルを見て、私の中で何かがプツリと切れました。
「……そう。そんなにこの場所が好きなの」
私は丸まったバスタオルを拾い上げると、シワを丁寧に伸ばしました。
そして、夫の愛用しているふかふかの枕の上に、ピシッと綺麗に広げておいたのです。
その日の夜。
「おやすみー」と能天気に寝室へ向かった夫の悲鳴が、家中に響き渡りました。
「うわっ、冷たっ!なんで俺の枕がびしょ濡れなんだよ!?」
慌ててリビングに飛び出してきた夫に、私は涼しい顔で微笑みかけます。
「いつもベッドにタオルを寝かせているから、枕があったほうがいいかと思って」
「……」
自分が毎日私に何をさせていたのか、身をもって理解したのでしょう。夫は気まずそうに目を泳がせ、無言でタオルを回収していきました。
それ以来、我が家のベッドに濡れたタオルが放置されることはなくなりました。
今では毎日、ハンガーにピシッと掛けられたタオルが洗面所で揺れています。
※tendが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。














