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2026.05.02(Sat)

昼食は塩むすびのみ、スマホはバキバキ。新NISA最速埋めに執着する20代女性が親友の結婚式より優先した「数字の正体」

将来の安心を急ぐあまり、現在の人間関係や健康を犠牲にして投資枠の完済を目指す若者が急増。その先に待つ孤立のリスク

2024年に開始された新NISA制度は、多くの人々に将来への希望を与えました。しかしその一方で、非課税限度額1,800万円を最短5年で埋め切る「最速攻略」が、一種の強迫観念のように若年層を支配し始めています。金融庁の調査でも、成長投資枠の買付額がつみたて投資枠を大きく上回っており、一刻も早く資金を市場へ投じたいという投資家の熱量が浮き彫りになりました。しかし、この効率性の追求が、生活や人間関係に歪みをもたらしている現実は無視できません。


内閣府の調査によれば、39歳以下の約半数が日常的に孤独を感じており、なかでも頼れる友人がいない人の7割が強いストレスを抱えています。都内で事務職として働く27歳のハルカさん(仮名)は、手取り23万円から年間150万円を投資に回すため、昼食は味気ない塩むすび、スマートフォンの画面は割れたままという過酷な節約を続けていました。ついには親友の結婚式すら、ご祝儀を惜しんで嘘をついて欠席。未来のために今をすべて捧げていたのです。


SNS上では、この極端な投資スタイルに多くの意見が寄せられています。


『お金貯まってもただ生きるだけになっちゃうよね。若い時のお洒落も素敵な彼氏の選択肢も20代しかない。40代になって10億あってもジェラピケも着られない、彼氏もいい人みんないなくなってクセ強のアラフォーしかいない』

『最速埋めなんてしなくても20代から始めてれば無理ない程度の投資額でも老後には十分な資産に成長してるよ。逆に1800万程度いくら運用したってFIREはできないんだから焦っても意味はない』

『NISAって投資の利益が出た時の源泉税20.135パーセントが免除されるだけだからね。下落したらメリットはそもそもないし、上限額もあるし、そんなにしゃかりきになってやる物じゃない。余裕資金がある時にやるものです』


ハルカさんは後に再会した親友から、その枠が埋まったときに隣で喜んでくれる人はいるのかと問われ、涙を流しました。投資の複利効果は強力ですが、20代でしか得られない経験や友情を買い戻すことは、どんなに資産が増えても不可能です。


投資は人生を豊かにする手段であって、目的そのものではありません。

 

数字の積み上げに心を奪われ、自分を支えてくれる人々との繋がりまで断ち切ってしまわないよう、適切なバランス感覚が求められています。

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