「他の店舗の子とも付き合ってるの」傍若無人になった後輩→社長が地域ごとに愛人を抱えていた事実に絶句
傍若無人になっていった後輩の正体
30代の私が以前勤めていた会社は、全国に店舗を持つ規模の組織だった。
社風は気さくで、社長もふらっと顔を出すタイプ。
それでも上下関係はしっかりしていて、新人がいきなり先輩に強く出るような職場ではなかった。
少し後に入ってきた女性は、最初こそ礼儀正しかった。
挨拶も丁寧で、私の上の先輩にもしっかり頭を下げていた。けれど数か月が経った頃から、彼女の言葉や所作が、少しずつ変わっていったのだ。
私の上の先輩への返事が雑になり、廊下でのすれ違いざまに「お疲れ様です」の語尾が消えるようになる。
私への態度もどこか上から目線になっていって、何でこの新人がこんな態度を取るのか、最初はまったく理解できなかった。
休憩室では、社長と短い言葉を交わしている場面を時々見るようになった。彼女が一瞬だけ声を落とすその気配が、なぜかずっと耳に残ったままだった。
同じフロアの別の先輩も、彼女の変化に気づいていたらしい。けれど誰も口には出さず、フロア全体の空気だけが少しずつ重くなっていった。
他店舗の女性社員と繋がっていた構図
違和感が確信に近づいたのは、別の同僚の囁きを聞いてからだった。彼女があからさまに社長の特別な相手になっているらしい、という話が、会社の中の何人かにはすでに共有されていた。
私はそれだけでも十分にゾッとしていた。けれど、本当に怖かったのはその先の場面だ。
会議の合間、彼女が隣の県の店舗の女性社員と、やけに親しげに立ち話をしていた。
普通の業務上の付き合いではない、独特の温度感がそこに漂っていたのだ。
「他の店舗の子とも付き合ってるの」
その様子を見た同僚がぽつりと漏らしたその一言で、私の頭の中で点と点がつながった。
社長は地域ごとに、似た立場の女性社員を1人ずつ抱えているらしいのだ。
本人たちが申し合わせたわけでもなく、各地域に静かに同じ構図が広がっている。それを察した瞬間、職場の景色そのものがゆっくりと別物に見えてきた。
挨拶や会議の何気ないやり取りの裏に、誰かと誰かを地図の上で結ぶ細い線が走っているような気がして、息が詰まった。彼女が傍若無人に振る舞える理由も、いま思えば全部その線の上にある。
こんなドラマみたいなことが本当に身近で起きるなんて、と当時の私は何度も呟いた。しばらくして私はその会社を辞めたけれど、廊下にあった微かな視線の交換だけは、今でもふと思い出して背筋が冷えるんです。
※tendが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。














