tend Editorial Team

2026.05.18(Mon)

「年収設定、完全に嘘ですよね?」食事代でクーポンを出した自称・外資コンサルの男。だが、私が冷静に指摘した結果

「年収設定、完全に嘘ですよね?」食事代でクーポンを出した自称・外資コンサルの男。だが、私が冷静に指摘した結果

年収マウントの連続

マッチングアプリで出会った自称・外資系コンサルタントの男性は、最初のやり取りから年収の話をやめなかった。

「年収1200万」「外資は結果を出した者が全てを取る」そういった言葉がメッセージのたびに挟まってきた。

私は心理療法士として働いていた。

そう伝えると「心理療法士?要はマッサージ師みたいなもの?」と返ってきた。

訂正しても話は年収に戻り、「でも僕の半分以下でしょ」と続いた。気になりながらも、直接会えば印象が変わるかもしれないと思っていた。

実際に会ったのは、初夏のレストランだった。

スタッフに上から接し、会話の中心は常に自分の実績と肩書きだった。

「国内企業はリスク管理が甘い」「外資でしか通じないスキルがある」私は相槌を打ちながら、ただ観察していた。言葉の質より、行動の一貫性のほうが人の本質を映す。それが仕事で学んだことだった。

クーポン、逆ギレ、そして静かな反撃

食事が終わりに近づくと、彼は「俺が出す」と宣言した。

伝票が届いた瞬間、彼はスマートフォンを取り出し、牛丼チェーン系列のクーポンを差し出した。全く関係のない店だった。

私が「こちらのお店では使えないと思いますが」と伝えると、彼の顔が険しくなった。

「なんで俺が言い間違えたみたいになってるんだ。君が変なタイミングで口を挟むから!」

声が周囲に届く大きさだった。

その後、小声に切り替えて「割り勘にして。細かいのないから、少し多く出しておいて」と言い足した。

私はゆっくりと口を開いた。

「年収設定、完全に嘘ですよね?」

落ち着いたトーンで、しかし周囲にも届く声量で言い切った。

彼はうつむき、早口で会計をすませて出ていった。

翌朝、アプリを開くと彼のアカウントは跡形もなく消えていた。マウントを取り続けた人が、ただ一度の論理的な問いで黙ったのだ。

年収の数字が大きくても、それが本当かどうかは行動に出る。

食事の席でお金の扱い方を見れば、だいたいのことはわかる。

すっきりとした朝だった。

※tendが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

RANKING

OTHER ARTICLES

NEW 2026.06.15(Mon)

「急用なの!よろしく!」と子供を押し付けるママ友。だが、夫の一言で顔を真っ赤にして黙った瞬間
tend Editorial Team

NEW 2026.06.15(Mon)

「全部金無駄になった!全部どぶや!」発熱した子を理由に家族旅行中止。だが、夫の最低な言葉に心が離れた瞬間
tend Editorial Team

NEW 2026.06.15(Mon)

「会社の備品を置いてるだけ」と言う夫。しかし、開けた物置に義母の古い服とアルバムが入っていたワケ
tend Editorial Team

RECOMMEND

2026.05.21(Thu)

「聞いていないんだけど。初めて知ったよ?」と言い切る上司→事実だけを丁寧に並べた私に訪れた逆転の瞬間
tend Editorial Team

2025.09.05(Fri)

波乱万丈の69年…田代まさし、誕生日に見せた『父の顔』に反響。息子、娘からの祝福に「忘れられない思い出」
tend Editorial Team

2026.03.31(Tue)

「他に好きな人がいるから付き合えない」学園祭での大失恋。だが、後夜祭のイベントで起きたどんでん返しとは
tend Editorial Team