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2026.06.16(Tue)

「夫には近づかないでね」勘違いしているママ友。だが、事実を突きつけると、顔色が真っ赤に

「夫には近づかないでね」勘違いしているママ友。だが、事実を突きつけると、顔色が真っ赤に

夫をけなしてきた当てこすり

同じ公園に通ううちに顔見知りになったママ友。最初は普通に話していたのに、私の夫と彼女の夫が同じ業界だと分かった途端、態度が一変した。

会社も知らないし、互いの夫が会ったこともない。それでも彼女は、私の前でこう言い放った。

「能力ない旦那さんじゃ無理ないよね」

「うちの夫を好きになっちゃう気持ち、分かるもん」

「でも、夫には近づかないでね」

夫を見下したうえに、私が彼女の夫に気があると決めつける。

二重に失礼な物言いだった。

「ご主人には興味ないですし、お会いしたこともないんですけど」

そう返しても、彼女は聞く耳を持たない。

「そんなに必死に否定するの、かえってあやしいよ」

むしろ私の否定を、やましさの裏返しと受け取ったらしい。

会うたびに刺すような視線を向けられ、ほかのママにも私のことを「気をつけたほうがいい人」と言って回っているようだった。

身に覚えのない疑いをかけられ続け、私はすっかり気が滅入っていた。

引いていく周囲の視線

転機は、何人かのママが集まっていた公園での一幕だった。

彼女はみんなのいる前で、また蒸し返してきたのだ。

「同じ業界なんて、絶対なにか企んでるって」

その瞬間、私は感情を抑えて、事実だけを口にすることに決めた。

「同じ業界というだけで、会社も知らないんです」

「ご主人とは、一度も顔を合わせたことがありません」

「そもそも連絡を取る手段もないんですよ」

声を荒らげず並べた事実に、彼女は反論の言葉を探して口ごもった。

集まっていたママたちが、誰からともなく静かになる。

「で、でも、可能性はゼロじゃないし…」

言葉に詰まり、頬がじわじわと赤くなっていく。その様子を見て、周りのママたちが小さく息をついた。

「さすがにそれは、考えすぎだと思うよ」

ひとりが穏やかにそう言うと、ほかの数人も気まずそうにうなずく。味方だと思っていたはずの場が、彼女の側につかなかった。

「私はただ、心配してただけで……」

そうつぶやいたきり、彼女はうつむいてしまった。

「変な噂、流しちゃってたらごめんね」

隣のママがそっと私にそう詫びて、彼女のほうをちらりと見る。

その視線にいたたまれなくなったのか、彼女は子どもを呼び、そそくさと帰り支度を始めた。来たときよりずっと小さく見える背中だった。

その日から、彼女が私に絡んでくることはなくなった。公園ですれ違っても、ばつが悪そうに目を伏せ、足早に通り過ぎていくだけ。

妙な妄想に付き合わされた日々は、あっけなく終わったのだった。

※tendが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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