「子供の看病に有給とか勿体ない」自己中な夫→自分が40度で倒れた途端「休んで看病して」と縋った夫の顛末
趣味には使うのに、看病には出さない
共働きなのに、夫はいつも「俺のほうが稼いでるだろ」と私を見下していました。
有給休暇の使い方ひとつをとっても、そのゆがんだ考えがにじみ出ていたのです。
小学生の息子が40度の高熱を出したとき、私が休みを取って一日中つきっきりで看病していました。
すると帰宅した夫が、寝込む息子を横目にこう言い放ったのです。
「子供の看病に有給とか勿体ない」
趣味の予定のためなら有給をためらいなく使うのに、我が子の看病に一時間でも割くのは惜しい。
夫にとって、休みは自分のためだけのものだったのでしょう。
言い返す気力も失せて、私はただ息子の額の汗を拭き続けました。この人には何を言っても無駄だと、そのとき静かに悟ったのです。
立場が逆転した夜の一言
ところが数カ月後、その夫が自分でインフルエンザにかかり、40度の熱で寝込んでしまいました。
あれほど看病を軽んじていた人が、いざ自分が倒れると態度は一変します。朝から泣きそうな声で、こう繰り返してきました。
「休んで看病してくれ」
私は返事をせず、いつも通り身支度を整えて出勤しました。
あの日の私も、こうして助けを求めたかったのだと思い出しながら、玄関のドアを静かに閉めたのです。
職場では普段と変わらず仕事に集中しました。スマホには夫からの着信が何度も残っていましたが、私は一度も折り返しませんでした。
定時まで働いて帰宅すると、夫は布団の中でぐったりしていました。
私はその枕元に座り、数カ月前の彼とそっくり同じ台詞を、笑顔でそのまま返してやったのです。
「私の有給は私のために使いたいから、あなたの看病で消費するのって勿体ないよねー」
夫は目を見開いたまま、しばらく絶句していました。反論しようとしても声にならず、やがて気まずそうに視線を天井へ逃がします。
それ以来、夫は息子が体調を崩すと、自分から「今日は俺が休むよ」と言うようになりました。あの高慢な口癖も、ぱたりと止んだのです。
自分がされて初めて、相手の痛みを知る。遠回りではありましたが、あの一言を返せた夜のことは、今でも忘れられません。
※tendが独自に実施したアンケートで集めた、40代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。














