「お昼もお願いしていい?」少しだけのはずが半日も子供を預けたママ友。大変だった私がママ友と約束したこと
「少しだけ」のはずだった
その日は、子どもを連れて出かける予定でした。
朝の支度をしていると、地域の子育てイベントで知り合ったママ友から連絡が入ったのです。
「急に用事ができちゃって。少しだけ、子どもたちを預かってもらえない?」
ママ友には、うちの子と同じ学年の娘さんと、その妹がいます。子ども同士は普段から仲がよく、何度か一緒に遊んだこともありました。
「大丈夫だよ。何時ごろ戻る?」
「そんなにかからないと思う。助かる!」
そう言われたので、私は出かける予定をいったん後ろにずらし、2人を預かることにしました。
ところが、11時半ごろになっても迎えに来る気配はありません。
そのころ、ママ友からもう一度メッセージが届きました。
「ごめん、もう少しかかりそう。お昼もお願いしていい?」
時計を見ると、もうすぐ正午です。
子どもたちはお腹をすかせています。断るわけにもいかず、私は冷蔵庫にあるもので昼食を用意しました。
卵を焼き、おにぎりを作り、簡単なおかずを並べます。
「おいしい!」
3人が楽しそうに食べる姿を見れば、作ったこと自体が嫌だったわけではありません。
ただ、「少しだけ」と聞いていたため、昼食まで用意することになるとは思っていなかったのです。
結局、迎えが来たのは午後3時を過ぎてからでした。
「ありがとう、本当に助かった」
ママ友はそう言って帰っていきました。
私は笑って見送りましたが、その日予定していた外出はできないまま。少しだけ、引っかかるものが残りました。
次に頼まれたとき、条件を伝えた
それからひと月ほどたったころ、またママ友から連絡が来ました。
「今度の土曜日なんだけど、また少しだけお願いできる?」
その言葉を見て、前回のことを思い出しました。
子ども同士の関係まで悪くしたいわけではありません。ただ、また時間が分からないまま預かるのは困ります。
そこで今回は、引き受ける前に確認することにしました。
「大丈夫な時間なら預かれるよ。ただ、前みたいに午後までになるなら、最初に何時までか教えてほしいな」
少し間があって、返信が来ました。
「あ、ごめん。前回かなり長くなってたよね」
「うん。お昼も急だったから、次からは持たせてもらえると助かる」
責めるつもりはなく、困ったことだけをそのまま伝えました。
するとママ友から、すぐに返信がありました。
「本当にごめん。じゃあ10時から2時までで、お昼は持たせるね。難しかったら遠慮なく言って」
前回とは違い、時間も昼食のことも最初から決まっています。
「それなら大丈夫だよ」
それからは、子どもを預かるときには時間や食事について先に確認するようになりました。
相手に悪気がなかったとしても、「少しだけ」の感覚は人によって違います。
関係を壊さないためにも、無理に我慢するのではなく、最初に条件を伝えておくことも大切なのだと感じた出来事でした。
※tendが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。














