「洗濯物より、深夜のテレビでしょう」朝8時に庭へ出る音を注意された私。だが、思わぬ指摘で空気が一変
ごみ置き場で、突然声をかけられた
天気のいい日は、庭に洗濯物を干すのが習慣でした。
ただ、庭は砂利敷きです。歩くとどうしても音がするため、朝早すぎる時間は避け、8時を過ぎてから外へ出るようにしていました。
ある朝、ごみを出しに行くと、近所の人が何人か立ち話をしていました。
そこへ、近くで一人暮らしをしている女性がやってきて、私に声をかけました。
「洗濯物を干すときの、砂利の音がうるさくて眠れないの」
突然のことに、私は返事に困りました。
「もう少し遅くしてもらえないかしら」
8時を過ぎてからにしているので、それでも早いと言われるとは思っていませんでした。ただ、その場で言い合いになるのも嫌で、「気をつけます」とだけ答えました。
すぐ隣に住む人が口を開いた
すると、女性の家のすぐ隣に住んでいる人が、静かに言いました。
「洗濯物より、深夜のテレビでしょう」
女性は驚いたように、その人を見ました。
「夜中にかなり聞こえてくるんです。番組の声まで分かることがあります」
責めるような言い方ではありませんでした。
それでも女性はしばらく黙ったあと、小さな声で言いました。
「…そんなに聞こえていたの?」
隣の人は「夜はもう少し音を下げてもらえると助かります」と答えました。
女性はそれ以上何も言わず、短く会釈をして家へ戻っていきました。
気になる音は、人によって違う
私は思いがけないやり取りを、ただ聞いていました。
女性も、自分のテレビの音がそこまで隣に届いているとは気づいていなかったように見えました。
家に戻った私は、いつものように8時を過ぎてから庭へ出ました。
もちろん、それからは砂利の上をできるだけ静かに歩くよう意識しています。
一方で、自分が気になっている音と、周囲が気になっている音は同じとは限りません。
生活音について考えるきっかけになった朝でした。
※本記事は、tendが独自に実施したアンケートで寄せられた30代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。














