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2026.05.11(Mon)

「お湯入れるだけだから」義姉の食事担当日に出される即席麺の山→家族の健康を考える私の中に残るモヤモヤ

「お湯入れるだけだから」義姉の食事担当日に出される即席麺の山→家族の健康を考える私の中に残るモヤモヤ

義姉の担当日、台所に響くお湯の音

夕方の台所から、シューッとお湯が沸き立つ音が聞こえてきました。

義姉の食事担当日、私は仕事を終えて玄関を開け、エプロンを着ける必要のない夕方を、少しだけ楽しみにしているはずでした。

「もうすぐご飯ができるよ」

義姉が台所から振り返り、明るい声で告げてくれます。

家族みんなで担当を分担している、二世帯の食卓。

「お湯入れるだけだから」

義姉が、湯気の立つ大鍋の前で笑いながら、嬉しそうにそう続けました。

覗き込むと、湯気の中に並んでいるのは、即席ラーメンの麺だけ。

具材は、ねぎひと切れも入っていません。

子どもたちは「やったー、ラーメン!」とテーブルにつき、義父も「いつでも嬉しいねぇ」と笑顔で席に着きます。

私の中だけ、ふっと胸の奥に小さな砂粒が落ちる音が聞こえました。

私の担当日に並ぶ三品と、義姉の担当日のどんぶり一杯

私の担当日は、いつも献立をきっちり組み立てるところから始まります。

メインの魚か肉、副菜を二種類、それに必ず汁物。

子どもたちに野菜を取らせたくて、彩りのいい小鉢を並べるのが私のささやかな楽しみです。

義姉の担当日に並ぶのは、即席ラーメン、即席そば、即席うどんのローテーション。

共通して、麺の上に乗るのはお湯と粉末スープだけ。

具なしの即席麺が、家族の夕食として何度も繰り返されていきます。

義姉に、悪意はありません。

「手間をかけたくない」そのスタンスが、ただただ正直に、食卓の真ん中に置かれているだけです。

義姉は仕事のできる人で、外では同僚から「気が利く先輩」と呼ばれるタイプだそうです。

本気で具材を入れる方法を知らないわけがありません。

つまり、家庭の食卓に「自分の労力を使いたくない」という線が、はっきり引かれているのが見えてしまうのです。

夫にちらりと話してみても「姉貴、昔からそうなんだよ」と苦笑いするだけ。

義父も義母も、出されたものはありがたく食べる方針で、誰も声を上げません。

私は、また自分の担当日の献立を考え始めます。

家族の健康を、自分の担当日にだけ気にかけ続ける夕方が、月のうちに何度か繰り返されていく。

解決の糸口は、まだ見えません。

けれど、もし誰かが「そろそろ具を入れてもいいんじゃない?」と、軽い口調で言ってくれる日が来たら、と。

そんな小さな期待だけを、私は胸の砂粒の隣にそっと置いて、今日も家族の夕食に向かっているのです。

※tendが独自に実施したアンケートで集めた、40代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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