「私が残業して頑張りました!」と手柄を横取りする同僚。だが、上司が放った一言で状況が一変
いつも私の手柄は「自分のもの」
職場にいる、ちょっと厄介な同僚。彼女の得意技は、ズバリ「人の手柄の横取り」です。
「ねえ、この前のデータ、わかりやすくまとめておいてくれた?」
「はい、こちらです。過去の傾向も分析しておきました」
「ありがとう!これで『私の』プレゼンも完璧ね」
私がコツコツと集め、丁寧に分析したデータ。それなのに、上司への報告ではまるで自分が全てやったかのような顔。
「今回のリサーチ、私が残業して頑張りました!」
そんな彼女の言葉を聞くたび、胸の奥で黒いモヤモヤが膨らみます。
でも、ここで私が反論すれば、職場の空気は最悪に。波風を立てたくない私は、いつも曖昧な愛想笑いでやり過ごすしかありません。
理不尽さにため息をつき、胃がキリキリと痛む毎日です。
会議室に響いた、上司の思いがけない一言
そんなある日のこと。部署全体が集まる重要な会議が開かれました。議題は、現在進行中の大きな企画について。
「このプロジェクト、ようやく軌道に乗ってきましたね。私が初期段階からリサーチを重ねた成果が出ているようで、ホッとしています」
同僚はいつものように、自信満々にアピール。また私の苦労が彼女の手柄に変わっていく……。そう諦めて俯きかけた、その時です。
「確かに、今の順調な進捗は素晴らしい」
深く頷き、静かに口を開いたのは、普段は無口な上司でした。
「ですが、忘れてはいけません。この企画の土台を作り、一番最初に提案してくれたのは、彼女のおかげですよ」
上司の視線の先には、なんと私。
「えっ……私、ですか?」
「そうです。毎日の地道なデータ収集と、あの鋭い分析があったからこそ、このプロジェクトはスタートできた。本当にありがとう」
静まり返る会議室。
驚いて隣を見ると、先ほどまで意気揚々としていた同僚の顔がみるみる引きつっています。気まずそうな苦笑いを浮かべ、すっかり小さくなっていました。
私はただ驚いて、胸がいっぱいに。自分からは一言も主張していなかったのに、上司は私の陰の努力をしっかりと見ていてくれたのです。
「ありがとうございます……!」
ようやく絞り出した声は、少し震えていたかもしれません。
誰にも気づかれていないと思っていた、毎日の小さな頑張り。
それをきちんと拾い上げて、正当に評価してくれる人がいる。
そう分かった瞬間、これまで抱えていた重苦しいモヤモヤが、すーっと消えていくのを感じました。明日からも、また前を向いて頑張れそうです。
※tendが独自に実施したアンケートで集めた、40代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。














