「ちょっと手伝って」と言いながら仕事を押し付ける同僚。だが、上司の調査で彼の本性が発覚
2年間続いた「偽りのエース」
職場の同僚は、上司の前でだけ「デキる社員」を演じる天才でした。
会議では威勢よく進捗を語りますが、実際の中身は空っぽ。
彼がサボった分の仕事は、いつも「ちょっと手伝って」という言葉と共に、私のもとに回ってきました。
私が断れないのをいいことに、いつしか彼の担当業務を私が丸抱えするのが当たり前に。
彼が笑顔で手柄を横取りする横で、私は2年間、溜息を飲み込みながら彼の分の資料を作り続けていました。
ある月末、彼が担当(という名の、中身は私が作ったもの)していた案件で、重大なデータミスが発覚しました。
取引先からのクレームを受け、上司が調査を開始。その日の夕方、私は重苦しい空気の会議室に呼び出されました。
「私は関係ないはずなのに、なぜ?」
不安な私を待っていたのは、意外な上司の言葉でした。
墓穴を掘った「証拠」
上司は、システムに残された操作履歴とチャットのログを私に見せました。
「資料データはすべて、彼のPCから送信されている」
実は彼、私に作らせた資料を一度自分のPCに移し、「自分一人の成果」として見せるためにわざわざ自分のアカウントから提出していたのです。
ミスが発覚した瞬間、彼はパニックになり「これは私がやったんじゃない、〇〇さん(私)が勝手にやったことだ!」と上司に嘘をつきました。
しかし、上司はこう詰め寄ったのです。
「君は『自分はノータッチだ』と言うが、履歴を見れば君のPCで最終調整され、君のアカウントから出されている。」
さらに決定打となったのは、彼が別の同僚に送ったチャットでした。
そこには、「ミスをあの人(私)に押し付けるから、話を合わせて」という、隠蔽工作の相談がバッチリ残っていたのです。
言い逃れができなくなった彼は、その後、真っ青な顔で私に謝罪してきました。
「いつも自分の実力だと言い張っていたデータが、皮肉にも『自分が責任者である』という逃げられない証拠になった」
真相が明らかになり、私の「2年間の隠れた苦労」もようやく上司に認められました。
彼が頭を下げる姿を見たとき、胸に溜まっていた泥のようなモヤモヤが、一気に消えていくのを感じました。
※tendが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。














