「昨日のプレゼント代、高かったから半分ちょうだい」彼からの目を疑う要求。1年後、私が下した決断
誕生日の夜に届いた、信じられない連絡
私の30歳の誕生日。彼がプレゼントをくれました。
ずっと欲しかったものだったので、受け取った時は本当に嬉しくて、「大切にするね」と彼に伝えました。彼も少し照れたように笑っていて、幸せな記念日になるはずでした。
ところが翌日、彼からスマホに届いたのは、お礼の言葉ではなく「支払い依頼」でした。
「昨日のプレゼント代、高かったから半分ちょうだい」
最初、目を疑いました。「プレゼント」として渡されたはずの物の代金を、後から折半しようと言い出したのです。
贈り物をした相手に、その費用の半分を請求する。そんな人がこの世にいるなんて、想像すらしていませんでした。
振り返れば、予兆はいくらでもありました。
デートはいつも「安いから」という理由だけで選ばれたチェーン店。たまに私が少し良いお店を提案しても、「もったいない」「コスパが悪い」と一蹴されるのが常でした。
極めつけは、一緒に旅行へ行った時のこと。
私が友人へのお土産を選んでいると、彼が横から「そんなに買うの?3個を2個に減らしたら?」と口を出してきました。
彼は「無駄遣いを防いであげている」というスタンスでしたが、実際は他人が誰かを喜ばせようとする気持ちさえ、自分の金銭感覚で削り取ろうとしていたのです。
「この人とは、人生を共にできない」
プレゼントの代金を半分請求された瞬間、私の中で何かが音を立てて冷めていきました。
彼にとって大切なのは、私との思い出でも、私の喜ぶ顔でもなく、ただ「自分の手元に残るお金」でしかなかった。
2年間の付き合いで、私は常に彼の「安さ」に合わせるために、自分の心や楽しみを少しずつ削っていたことに気づきました。
別れを告げた時、彼は「なんで? 効率的でしょ」と不思議そうな顔をしていましたが、引き止められることはありませんでした。
戻ってこなかったお土産代や、無駄にした時間は「高い勉強代」だったと思うことにしています。
金銭感覚のズレは、ただの価値観の違いではありません。それは「相手をどれだけ大切に思っているか」という姿勢のズレでもありました。
今は、あの時感じた違和感を無視せず、自分を大切にするために別れを選んだ自分を、心から褒めてあげたいと思っています。
※tendが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。














