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2026.05.13(Wed)

「誰?」産後の病室の扉から片目だけ覗いた人影。だが、入ってきたのが連絡なしの義両親と知って絶句

「誰?」産後の病室の扉から片目だけ覗いた人影。だが、入ってきたのが連絡なしの義両親と知って絶句

隙間から覗く片目と、ぴたりと止まった私の指先

病室の扉が、音もなく、細く開きました。

隙間から、片目だけがじっとこちらを覗いています。

「誰?」

思わず、声に出ていました。

赤ちゃんを抱く私の指先が、ぴたりと止まります。

その日は、私の人生で一番幸せな日のはずでした。

夜中に始まった陣痛、立ち会ってくれた旦那、無事に産まれた小さな命。

母子同室ではなかったのですが、お昼過ぎ、看護師さんが少しだけ赤ちゃんを部屋まで連れてきてくれていました。

戻ってきた旦那と「可愛いね」と肩を並べていた、夢のような時間です。

そこに、突然の片目でした。

恐る恐る扉に目を凝らすと、ゆっくり入ってきたのは、なんと義母と義父です。

連絡は一切ありませんでした。

私にも、旦那にも、ひと言も。

「ちょっと顔だけ見に来ちゃった」

義母は、にこやかに切り出します。

けれど、産まれた当日です。

2時間帰らない義父母と、看護師さんに救われた瞬間

体はまだボロボロ。情緒も不安定です。

本来なら、誰にも会いたくない時間。

そんな状況でアポなしで現れた義父母は、ベッドサイドの椅子にすっと腰かけ、長居の構えを見せました。

赤ちゃんに目を細め、写真を撮り、「ほら、おじいちゃんに似てる」と笑い合います。

旦那が困惑した顔で「連絡なしに来るのは有り得ない!」と諫めても、義父母は驚いたあとも変わらず雑談を続けました。

1時間が経過。

2時間が経過。

体力はとうに限界で、私は壁の時計を見つめていました。

(早く帰って…)

そう祈っていた、夕方。

「お預かりしますね」

看護師さんが、にこやかに赤ちゃんを受け取りに来てくれたのです。

その瞬間、義父母はようやく腰を上げました。

義母は立ち際に「またね」と私の肩を軽く叩きます。

軽く笑った私の顔は、今思えば、完全に固まっていたはずです。

退院後も、義父母からの面会の確認は何度も届きました。

そのたびに、私はあの片目を思い出して、適当な理由を付けて断り続けています。

家族でも、連絡なしに当日来るという感覚は、私の中ではどうしても受け入れられないままなのでした。

※tendが独自に実施したアンケートで集めた、20代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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