「養育費は出せない」借金を抱えていた元夫。だが、離婚してから届いた謎のメッセージに安心したワケ
離婚直後に突きつけられた養育費ゼロ
離婚が成立して最初に突きつけられたのは、養育費の話だった。
子どもを抱えて生活をどう立て直すか、そればかりを考えていたのに、元夫は繰り返しこう告げた。
「養育費は出せない」
理由を聞いても、ごまかすような返答が続くだけだった。
その後、元夫が離婚前から多額の借金を抱えていたことも分かった。
金額の詳細は聞けなかったが、決して小さなものではないと察した。
結婚中にそれを隠し続けられたのか、怒りよりも呆れる気持ちが先に来た。
なぜもっと早く気づけなかったのか、という後悔も少しあった。
元夫とは、必要な手続き以外では連絡を取らないことにした。専門家に相談しながら養育費の対応を進めつつ、あの人とはとにかく距離を取ることだけを意識した。
これ以上関わって何かが変わるとは、どうしても思えなかった。
見知らぬ番号からのメッセージ
ある日、知らない番号からメッセージが届いた。元夫と付き合っているという女性からだった。
「お金を盗まれたの」
短い文面で、二人の間でお金のトラブルがあったらしいことだけが伝わってきた。
私に何をしてほしいのか、連絡してきた意図はよく分からなかった。
同情する気持ちがないとはいえなかったが、関わる理由もなかった。
返信はせず、そのままにした。
正直なところ、まったく驚かなかった。そういう人間だとはすでに分かっていたから。その女性のことは気の毒だと思ったが、私にできることは何もなかった。
ただ、あらためてその人間と別れておいてよかったと安心した。
返信しないことが冷たいのか、と考えないわけではなかった。
それでも、巻き込まれることの方がずっと怖かった。その夜、自分の選択を後悔することはなかった。
自己破産寸前と聞いて確信した
さらに時間が経ち、共通の知人から元夫の近況を聞いた。
借金がさらに増え、自己破産寸前の状態になっているという。
驚きはなかった。むしろ、あのタイミングで距離を置いたことへの安堵の方が大きかった。
離婚を決めたとき、これで本当によかったのかと何度も自問した。
子どものことを考えると、揺れる気持ちもあった。一人で育てることへの不安も、正直あった。それでも、あのときの判断が間違っていなかったと、今はっきり言える。
養育費はいまも受け取れていない。それでも、あの人間と同じ屋根の下にいなくてよかった。離婚して、本当によかったと思う。
※tendが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。














