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2026.06.17(Wed)

「うちの夫ともう会わないでください」親友が紹介した彼は既婚者だった→親友の本性に思わず絶句

「うちの夫ともう会わないでください」親友が紹介した彼は既婚者だった→親友の本性に思わず絶句

突然の電話

その電話は、まったく知らない番号からだった。仕事終わりに出ると、女性の張りつめた声が聞こえてきた。

「うちの夫ともう会わないでください」

夫、という言葉が、どうしても飲み込めなかった。私が付き合っているのは、独身のはずの彼だ。

「すみません、何かの間違いじゃ……」

「間違いません。あの人には妻がいます。私です」

三ヶ月前から交際していた彼が、既婚者だった。そんな話、ひと言も聞いていない。

信じきっていた紹介

そもそも彼との出会いは、十年来の親友の紹介だった。姉妹みたいに仲が良くて、その彼女がわざわざ勧めてくれた相手だ。

「すごく良い人だから、会ってみて」

「私の同僚だから、変な人じゃないよ」

「同僚なんだ。じゃあ素性も確かだね」

「もちろん。私が保証する」

その言葉を、私は疑いもしなかった。

十年来の親友が、わざわざ太鼓判を押してくれたのだ。

だからこそ、妻の電話は何かの手違いだと思いたかった。

私は震える声で、自分も既婚とは知らなかったこと、人からの紹介だったことを伝えた。

「紹介してくれたのは、誰なんですか」

妻に問われ、親友の名前を口にした。受話器の向こうで、彼女が短く息を呑むのがわかった。

「その人、夫と同じ職場の人です」

指先から、すっと温度が消えた。

同僚なら、彼が既婚者だと知らないはずがない。それなのに、独身の私に「良い人」と勧めてきたのだ。

黒幕の正体

翌日、私は親友を呼び出した。

妻から聞いたことを、ひとつずつ並べていく。彼女の顔から、笑みが消えていった。

「知ってて紹介したよね。同じ職場で、知らないわけないもの」

「……そんな、私は良かれと思って」

「良かれと思って、親友に既婚者を勧めるの」

「…だって、彼が私を選ばないのが悪いのよ」

そう呟いた彼女は立ち上がると、何も言わずに背を向けて去っていった。

のちに彼の妻とも顔を合わせ、私たちは静かに事実を確かめ合った。

彼女も、夫が独身の女性と会っているとは思いもしなかったという。

「私たち、二人ともだまされてたんですね」

怒りの矛先は、嘘をついた彼と、それをあてがった親友へ。

大切な人を二人も失ったはずなのに、不思議と胸はすっきりしていた。嘘で塗り固めた関係に、もう気を遣わなくていいのだから。

※tendが独自に実施したアンケートで集めた、30代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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