「3万円ぶん、家計から引き落とされてる」通勤にしか使わないはずの夫のカード。だが、利用履歴を見せてもらった結果
夫の小遣いは、私の倍あった
結婚するとき、夫婦とも小遣い制にしようと決めた。自分のための買い物はそれぞれの小遣いから、暮らしに必要なものは家計から。それが我が家のルールだった。
ただし、小遣いの額は同じではない。私の小遣いは夫の半分以下だった。化粧品や嗜好品はもちろん、子どもがふいに欲しがったおやつまで、なんとなく家計から出すのが気になって、自分のお金で買うこともあった。
そんなある日、家計用の口座を確認していて、毎月まとまった額が交通系の乗車カードへオートチャージされていることに気づいた。
「3万円ぶん、家計から引き落とされてる」
「通勤で使ってるぶんだろ。仕方ないよ」
夫はそう言って、あまり気にする様子もなかった。
けれど、夫の通勤には定期券がある。出張などで別の交通費がかかった場合も、会社で精算されることになっていた。
「じゃあ、この金額は何に使ってるの?」
そう聞いても、夫はすぐには答えなかった。
履歴に並んでいたのは、乗車記録ではなかった
私は責める前に、まず何に使ったのか確認したいと伝え、乗車カードの利用履歴を見せてもらうことにした。
夫が端末で履歴を確認すると、そこに並んでいたのは改札を通った記録だけではなかった。
駅の自販機や売店での支払いが、毎日のように続いていた。飲み物や軽食などを、家計口座からチャージされたカードで買っていたのだ。
「これ、通勤中に自分で飲んだり食べたりしたものだよね」
「……そんなに使ってるつもりはなかった」
一回ずつは数百円でも、積み重なると月に2万円、3万円になる。私の小遣いより多い月さえあった。
夫は履歴を見ながら、悪かったと思っている、とだけ言った。
そこで私は、家計口座からのオートチャージを止めてもらい、今後、自分用の飲み物や軽食に使う分は小遣いからチャージすることにした。
そのうえで、何を小遣いから出し、何を家計から出すのかも夫婦で決め直した。通勤中の飲み物は小遣い。子どものおやつは家計。曖昧だった部分を一つずつ言葉にすると、意外なほど簡単に整理できた。
それ以来、家計の明細を見て夫の買い物を疑うことはなくなった。
※本記事は、tendが独自に実施したアンケートで寄せられた40代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。














