「今じゃなくてよくない?」2人目の産後に訪れた義姉→婚約者まで連れてきた日の違和感
便乗という言葉が浮かんだ
2人目を産んで2週間。上の子の世話もあって、体はまだ本調子に戻っていなかった。
義母が手伝いに来てくれることになり、正直、助かると思った。
一人でこなすには限界があったから、気が引けながらもお願いした。
夜の授乳で眠れない日が続いていたし、昼間に少し体を横にできるだけでも違った。
連絡の中で「義姉も一緒に来ていい?」と添えられた。
義姉とは何度か顔を合わせたことがあるし、2人目の顔を見せてあげてもいいかなと思って了承した。
義母の手伝いのついでなら、短時間で済むだろうと思っていた。
でも当日、玄関のドアを開けたとき、見知らぬ男性が義姉の隣に立っていた。
笑顔で会釈してきた。顔を知らない。聞いていなかった。
婚約者の紹介、このタイミングで
(今じゃなくてよくない?)
その言葉が、頭の中をよぎった。
義姉の説明では、最近婚約が決まって、ぜひ挨拶させたかったとのことだった。
婚約報告は嬉しいことだと思う。
気持ちはわかる。
でも産後2週間は、まだ初対面の挨拶を受けるには早すぎる。
頭はぼんやりしているし、体は疲れている。赤ちゃんは泣いていた。
それでも笑顔で「どうぞ」と言って、お茶を出した。部屋の片づけが行き届いていないのも気になったし、自分の格好も整っていない。
そんな状態で初対面を迎えるのは、思っていたより消耗した。
義母は相変わらず気を利かせてくれていた。洗い物を引き受けながら、場の空気を読んで動いてくれた。でも義姉は気にする様子もなく、婚約者との馴れ初め話を楽しそうに語り続けた。
悪意じゃないとわかっていても
帰り際に義母が「疲れさせてごめんね」と言ってくれた。義姉は「また来るね」と笑って出ていった。
悪気がなかったのは伝わった。ただ、産後という特別な状態に対する想像力が、少し足りなかっただけだと思う。
自分が産後でない人には、あの状態がどれほど消耗するかは伝わりにくいのかもしれない。でも、そのわずかなずれが、じわじわと後から来た。
婚約報告は嬉しいことだし、喜びを分かち合いたい気持ちも理解できる。でも時と場所を選ぶことは、相手への配慮でもある。
産後2週間で知らない男性と向き合った午後は、思った以上に体に残った。タイミングひとつで、こんなにも気持ちが違うんだと、改めて思った。
もう少し後でよかった。体が落ち着いた頃に来てくれれば、それだけでよかった。
※tendが独自に実施したアンケートで集めた、40代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。














