「あれ、ここで食べちゃだめなの?」コンビニで揚げ物を買った客。だが、思わぬ場所での飲食に絶句
レジ前で袋を開けた男性
昼どき、近所のコンビニに立ち寄ったときのことです。
レジには数人が並んでいて、私はその真ん中あたりにいました。
窓際には小さなイートインスペースがあり、何席か空いています。
私の前で会計をしていたのは年配の男性でした。
男性は揚げ物を二つと、温かいお茶を購入していました。
店員さんが商品を確認しながら尋ねます。
「店内でお召し上がりですか?」
「うん、ここで食べるよ」
男性はそう答えました。
会計が終わると、男性は商品を受け取ります。しかし、そのままレジ前から動こうとしません。
後ろにはまだ何人か並んでいます。
どうするのだろうと思っていると、男性はレジ台の端に紙袋を置き、その場で袋を開き始めました。
店員さんも少し驚いた様子で男性を見ています。
すると男性は、その視線に気づいたのでしょう。
「あれ、ここで食べちゃだめなの?」
そう言って、少し不思議そうな顔をしました。
どうやら「店内で食べる」と答えたため、レジの近くでも食べられると思っていたようです。
店員が指したのは窓際の席
店員さんは男性を責めることなく、窓際を指しました。
「店内でお召し上がりの場合は、あちらのイートインのお席をご利用ください」
男性は振り返ります。
窓際には、机と椅子が並んでいました。
「ああ、あそこで食べるってことか」
「はい。空いていますので、どうぞ」
店員さんがそう答えると、男性は納得したようにうなずきました。
「なるほど。店の中なら、どこでもいいのかと思ってたよ」
そう言って紙袋とお茶を持ち上げると、すぐにレジ前から離れていきました。
店員さんも「ありがとうございます」と声をかけ、そのまま次の客の会計を始めます。
男性は窓際の席に腰を下ろし、紙袋から揚げ物を取り出していました。
注意されたことに腹を立てる様子もなく、どうやら本当に場所を勘違いしていただけだったようです。
私自身、「店内でお召し上がりですか?」という言葉を何度も聞いてきましたが、普段使い慣れていない人にとっては、必ずしも意味が伝わるとは限らないのかもしれません。
会計を終えて店を出るときに窓際を見ると、男性はお茶を飲みながら、ゆっくり揚げ物を食べていました。
少し驚く出来事ではありましたが、店員さんが大げさに注意せず、利用する場所だけを端的に伝えたことで、レジの列もすぐにいつもの流れへ戻っていました。
※tendが独自に実施したアンケートで集めた、40代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。














