「体調が悪いなら、来ないでほしいよね」公園でほかの親子に文句を言うママ友。だが、私が笑顔で返した一言
鼻水が出ているのに遊びに来たママ友
私には、子育てひろばで知り合ったママ友がいます。お互いの子どもは2歳で、その日は私の家で一緒に遊ばせる約束をしていました。
ところが、ママ友が家に来てすぐ、少し気になることがありました。
居間に入るなり、テーブルに置いてあったティッシュの箱を引き寄せ、息子くんの鼻をふき始めたのです。
さらにウェットティッシュにも手を伸ばし、息子くんの手や自分の指先までふいていました。
使うのは構わないけれど、一言くらい声をかけてくれてもいいのに。
そう思っていると、ママ友が言いました。
「昨日から鼻水が出てるんだよね、この子」
「えっ、そうだったの?」
「うん。でも熱はないし、遊ぶ約束してたから来ちゃった」
「そっか…」
ママ友は特に気にしていない様子でしたが、私は少し戸惑いました。
娘はすでに息子くんの隣に座り、同じ絵本をのぞき込んでいます。
熱がないとしても、鼻水が出ているなら事前に教えてほしかったのが本音です。
ただ、せっかく遊びに来てくれたこともあり、その場では何も言えませんでした。
公園でママ友が口にした言葉
しばらくして、私たちは子どもたちを連れて公園へ行きました。
娘と息子くんがすべり台で遊んでいると、少し離れたブランコのほうから子どものせきが聞こえてきました。
そちらを見ると、男の子を連れたママが立っています。
するとママ友が、私に小声で話しかけてきました。
「ねえ、あの子、せきしてない?」
「うん、してたね」
「体調が悪いなら、来ないでほしいよね。うちの子にうつったら困るし」
私は思わずママ友の顔を見ました。
せきをしているだけで風邪とは限りません。それに、ママ友自身も息子くんの鼻水を事前に知らせず、うちに遊びに来ています。
さっきは言い出せませんでしたが、今なら伝えられるかもしれないと思いました。
「そうだね、うつるのは心配だよね」
「でしょ?」
「でもさ、さっきうちに来たときも、鼻水出てたよね?」
「え?ああ、うん。でも熱はないよ?」
「うん。それは分かるんだけど、私もやっぱり気になるからさ。次からは来る前に教えてくれると助かるな」
私はできるだけ穏やかに、笑顔で伝えました。
ママ友は少し驚いたような顔をして、しばらく黙っていました。
「…あ、うん。分かった」
そう答えると、ママ友はすべり台のほうに視線を戻しました。
少し気まずい空気にはなりましたが、私もそれ以上は何も言いませんでした。
それからというもの、ママ友は息子くんの体調が気になるときには、前の日に連絡してくれるようになりました。
うちに来たときも、ティッシュを使う前に「これ、使ってもいい?」と聞いてくれます。
あのときは少し言いづらかったけれど、これからも付き合っていく相手だからこそ、気になったことを伝えてよかったと思っています。
※本記事は、tendが独自に実施したアンケートで寄せられた20代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。














