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2026.11.02(Mon)

「払うって言ったよね?」私の車で事故を起こした夫が保険料の負担を拒否。離婚協議でようやく決着したこと

「払うって言ったよね?」私の車で事故を起こした夫が保険料の負担を拒否。離婚協議でようやく決着したこと

払うと言ったはずの夫

去年の秋のことです。

夫が私の車を運転していたとき、お店のフェンスにぶつかる事故を起こしました。

夫が加入していたのはバイクの保険だけ。今回の事故については、私の車にかけていた任意保険を使うことになりました。

その結果、翌年の保険の等級が下がり、今後3年間で合計3万円ほど保険料が高くなる見込みでした。

相手のお店とのやり取りが落ち着いた日の夜、私は夫に話しました。

「保険を使ったから、これから保険料が上がるんだって。3年で3万円くらい」

「そうなんだ」

「増える分は払ってくれる?」

「うん。それは俺が出すよ」

夫はあっさり了承しました。私も、それなら大丈夫だろうと思っていました。

ところが、季節が変わっても夫からお金の話が出ることはありませんでした。

ある夜、私は保険の通知が入った封筒を見せながら、改めて切り出しました。

「ねえ、前に話した保険料のことなんだけど」

「何?」

「増えた分、払うって言ってたよね。どうする?」

すると夫は、ソファに座ったまま面倒そうに答えました。

「今それ言う?疲れてるんだけど」

「でも、ずっとそのままだし……」

「そもそも、お前の車の保険だろ。なんで俺が払うんだよ」

思ってもいなかった返事に、私は驚きました。

「え?事故を起こしたのはあなたでしょ?」

「でも、車も保険もお前の名義じゃん」

「それはそうだけど、払うって言ってたよね?」

「もういいだろ、その話」

夫はそれ以上取り合おうとしませんでした。

保険の契約者が私なのは事実です。それでも、事故によって増える分は負担すると、夫自身が約束していました。

その約束までなかったことにされるのは、どうしても納得できませんでした。

離婚の話し合いで確認した約束

やがて私たちは、離婚に向けた話し合いを始めました。

お金のことを決める日の昼、家のダイニングテーブルで夫と向かい合いました。

取り決めを一つずつ確認し、保険料の話になったときです。

「またその話?保険はお前の契約だろ」

夫はうんざりした様子で言いました。

私は保険会社から届いた事故の書類を、夫の前に置きました。

「この事故、運転していたのはあなたでしょ?」

「……そうだけど」

「ここにも、運転していた人として名前が載ってるよね」

夫は書類に目を落としました。

「それはそうだけど、保険はお前のだろ」

「うん。そこは分かってる。でも、事故のあとに増えた分は払うって言ったよね?」

「……言ったけどさ」

「だから、その約束の話をしてるの」

夫はしばらく黙っていました。

私は続けました。

「3年間で増えるのは、今の見込みだと3万円くらい。これからの分も含めて、その金額で精算したい」

「まだ実際にいくら上がるか分からないだろ」

「うん、正確な金額は変わるかもしれない。でも、離婚の話を進めてるんだし、この件も今決めておきたい」

夫は書類を見たまま、しばらく考えていました。

やがて、小さくため息をつきました。

「……分かった。3万円でいいよ」

納得したようには見えませんでしたが、ようやく支払いに応じました。

話し合いの最後、夫は保険料の増額分として3万円を支払うことを書面に記しました。

そして翌月、約束したお金が私の口座に振り込まれていました。

記帳を終えた帰り道、私は自分の車を運転しながら、ようやく一つの問題が片付いたことにほっとしました。

離婚に向けて、まだ決めなければならないことはあります。それでも、曖昧になっていた約束をきちんと形にできたことは、私にとって大きな区切りになりました。


※本記事は、tendが独自に実施したアンケートで寄せられた30代女性読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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