「返事くらいしろよ」と1週間連絡を送り続け、集まりで詰め寄る年上の男性。私がはっきり断ると、男性は沈黙した
集まりの部屋で詰め寄られた私
男性は集まりの部屋で、私に返事を求めて詰め寄りました
当時20代だった私は、趣味の集まりで知り合った年上の男性に誘われ、集まりの帰りに二人で食事をしました。
好きなものの話が合って楽しかったのは、最初のうちだけです。
料理が運ばれてくるころには、男性の話は私の仕事の段取りや、休日の過ごし方への意見ばかりになっていました。
頼んでもいない助言が続き、私は落ち着かなくなって、用事を口実に先に店を出ることにしました。
店を出る前に、男性が自分のスマホを出して連絡先を聞いてきました。
また集まりで顔を合わせる相手なので、波風を立てたくなく、私は連絡先を教えました。
次の日から、男性のメッセージが届き始めました。
次の食事の約束を取り付けようとする内容や、前の晩に話したことについて返事を求める内容です。
返事が遅れると催促が来て、短く返せば別の話題が増えていきます。
私は当たり障りのない返事をしていましたが、次の食事の誘いについては、はっきり答えずにいました。
そんなやり取りが一週間続き、スマホが光るだけで憂うつな気分になりました。
そして迎えた次の集まりの日。それぞれが自分の机で作業をする部屋で、男性が私のそばへ歩み寄ってきました。周りにも聞こえるほどの声です。
「返事くらいしろよ。」
男性はそのまま私の前に立ち、言葉を重ねました。
「次の食事、いつにするんだ。」
私は曖昧に返してきたため、断る言葉を出せずにいました
部屋の作業音が静かになりました。
私はこれまで食事の誘いを曖昧にかわしていたため、男性はまだ約束できると思っていたのかもしれません。
人の多い場で言い返すのは気が引けて、私は口を真一文字に結んでいました。
「この前の話の答えも、まだだぞ。」
男性は一歩前に出て、さらに言いました。
「俺の誘いを、無視する気か。」
部屋の奥の机では、常連の人が黙って手を動かしています。私は返す言葉が見つからず、ただ男性の言葉を聞いていました。
常連の一言のあとに口を開いた私
『口を出さない場所ですよ』と常連が言い、男性が慌てました
そのとき、奥の机で作業していた常連の人が、ふと顔を上げました。
この集まりでは、お互いの考え方や作業の進め方を尊重し、必要以上に干渉しないことを大切にしていました。
「ここは、人のやり方に口を出さない場所ですよ」
常連の人は穏やかな声でそう言うと、また手元に目を戻しました。私への返事の催促を見かねて、声をかけてくれたようでした。
「いや、違う。そんなつもりでは。」
男性は口ごもり、言葉が続きません。その間に、私はようやく顔を上げて男性を正面から見ることができました。
「誘いは、お断りします。」
男性は言葉に詰まり、何も言えずに立っていました
「連絡も、もうやめてください。」
男性は何か言おうと口を開きましたが、声になりませんでした。私も目をそらさずに返事を待ちました。部屋に沈黙が落ち、やがて男性は「分かった」とだけ言い残して、自分の席へ戻っていきました。
それきり、メッセージは届かなくなりました。その後の集まりでは、男性は遠くの席から小さくうなずくだけで、私に話しかけることもありません。
もっと早く、はっきり断っていればよかったのかもしれません。ただ、何度も返事を催促されたり、人前で詰め寄られたりしたことは、今でも嫌な思い出として残っています。
相手との関係を悪くしたくないからといって、無理に誘いに応じる必要はありません。これからは、自分が嫌だと感じたことを曖昧にせず、きちんと伝えようと思います。
※本記事は、tendが独自に実施したアンケートで寄せられた20代読者の体験談をもとに、プライバシーに配慮し、人物・状況・会話表現などを一部編集・再構成して記事化しています。
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。














