「メールを無視した皆さんへ」会社のパソコンに貼られていた上司からの張り紙。書かれてあった一文に、思わず背筋が凍った
メール1本が、こんなことになるなんて
前職の複合施設で働いていた頃のお話です。
職場にあるパソコンは、みんなで共用するノートパソコンが1台のみ。
全員がそのパソコンから取引先とメールをするため、自分宛て以外のメールも自然と目に入る環境でした。
「あ、新しいメールが来てる。でも自分宛てじゃないな」
そう思っても、そのままスルー。
「自分宛てのメールは自分で確認する」というのが、この職場の暗黙のルールでした。
わざわざ教え合わなくても、各自が自分の責任で確認する。それで怒られることもなく、平和な毎日。
ところがある日。上司が社長からの重要なメールを見逃すというミスが発生。
その日はバタバタと対応に追われていたものの、なんとか無事に処理を完了。誰もが「一件落着」と思ったのです。
事件が起きたのは、その翌日のこと。
一番に出勤した私は、職場のデスクを見て思わず息を呑みました。そこに貼られていたのは、一枚の異様な張り紙。
張り紙に書いてあったのは
タイトルは『メールを無視した皆さんへ』。
「えっ……何これ」
恐る恐る読んでみると、そこにはこんな文面が。
『あなた達がメールを教えてくれなかったから、こうなりました。そちらがそういうつもりなら、こちらもそうします』
背筋がスッと冷たくなる感覚。
次に出勤してきた先輩も、張り紙を見て顔をこわばらせます。
「ねえ、これ……」
「私が見たときには、もう貼ってありました」
「嘘でしょ。怖すぎるんだけど……」
最後に同い年の先輩が出勤してきましたが、やはり張り紙を見て絶句。
「どうしよう。これって私たちが悪いの?」
「でも、今まで誰のメールも教え合ったことなんてなかったですよね」
「明日は上司が出勤してくるから、とりあえず3人で謝ろう。波風は立てない方がいい」
3人でヒソヒソと打ち合わせをしながら、ただただ怯えるしかありません。
そして迎えた翌日。出勤してきた上司は、最初からツーンとして不機嫌な態度。
「あ、あの……昨日はメールに気づかず、申し訳ありませんでした」
胃がギュッと締め付けられる思いで一応謝罪したものの、上司の機嫌は直りません。しばらくはビクビクと顔色をうかがいながら仕事をする羽目に。
「教えなかった私たちが、本当に悪かったのでしょうか」
今思い出してもモヤモヤ。突然ルールを覆すような「罠」を仕掛ける人がいるのだと、心底ゾッとした出来事です。
※tendが独自に実施したアンケートで集めた、20代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。














