「あ…今日もまた来た」毎朝の通勤電車で割り込みをする男。だが、駅員の正論をうけ態度が一変
毎朝の憂鬱……列を無視する「あの人」
毎朝の通勤電車。ただでさえ満員で息が詰まるのに、さらに私の心をすり減らす原因。
それは、毎日のように現れる「割り込み」です。
「(あ……今日もまた来た)」
私がいつも乗る車両の乗車口。みんながきちんと列を作って並んでいるのに、電車が到着する直前になって、横からスッと入ってくる影。
「ちょっと、すみませんね」
悪びれる様子もなく、私の目の前に割り込んでくるその後ろ姿。
見るたびに、朝からどんよりとした気分になります。
「(みんなちゃんと並んでいるのに。なんであの人だけ……)」
そう思いつつも、出勤前からトラブルになるのは避けたいもの。直接注意するなんて、とても勇気が出ません。
「あの、順番に並んでいるんですけど」
「ここ、私の前ですよ」
心の中では何度も文句を言っているのに、口に出せない自分への苛立ち。毎朝ずっと、重苦しいモヤモヤを抱える日々でした。
救世主登場!見てくれている人はちゃんといた
そんな憂鬱な通勤が続いていた、ある日の朝。
その日もホームには長い列ができ、私は前から2番目で電車を待っていました。
「まもなく、電車が参ります」
アナウンスが鳴り、いつものようにあの人が横からスッと私の前に入り込もうとした、まさにその瞬間!
「おはようございます!お客様、ご乗車は順番にお願いいたします!」
ホームに響き渡る、ハキハキとした大きな声。
見ると、いつもは改札付近にいる駅員さんが、列の横に立っているではありませんか。
「そちらのお客様。恐れ入りますが、最後尾はあちらです。順番にお並びください!」
駅員さんは、まさに私の前に割り込もうとしていた人を真っ直ぐ見据え、ピシッと注意。
「……あ、はい」
いつもは堂々と割り込んでくるその人も、駅員さんに直接言われては反論できなかったのでしょう。バツが悪そうに、列の一番後ろへと歩いていきました。
「(えっ、すごい……!)」
私を含め、周りに並んでいた人たちの間に、パッと明るい空気が流れた安堵感。
「ご協力ありがとうございます。順にご乗車ください」
駅員さんの優しい声かけのおかげで、その日は誰も嫌な思いをすることなく、スムーズに車内へ。
電車に揺られながら感じる、これまでにないほど晴れやかな心。
割り込みを防いでもらえた嬉しさはもちろんですが、何より「ちゃんと見てくれている人がいる」。そう思えたことが、胸のつかえをスッと下ろしてくれたのです。
毎日の通勤での、ほんの小さな出来事。
でも私にとっては、朝のモヤモヤを吹き飛ばしてくれる、最高にスカッとした瞬間でした!
※tendが独自に実施したアンケートで集めた、20代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。














