「あの!私、あなたと話す必要がありますか!?」電車で絡んできた酔っ払いの男を正論で黙らせた夜
仕事帰りの電車。隣に座ってきたのは…
あれは私がまだ20代だった頃のお話です。
その日は仕事で理不尽なことが重なり、朝からずっとイライラが募っていました。
「あー、もう今日はやってられない!」
たまらず、仕事帰りに少しだけお酒を飲んで帰ることにしたのです。
お店を出る頃には、日頃のストレスも少し和らぎ、いい気分になっていました。
そして、帰りの電車に乗り込み、空いていた座席に腰を下ろしたときのことです。
電車が走り出してしばらくすると、私の隣に一人の男性がドカッと座ってきました。
見ると、顔はほんのり赤く、完全な「ほろ酔い状態」です。
嫌な予感がしたのも束の間、男性は急に私の方を向いて、馴れ馴れしく話しかけてきました。
「お姉さん、今帰り?お仕事遅くまで大変だねえ〜」
「どこから乗ったの?この路線、いつも混んでるよね〜」
私は軽く会釈する程度でスルーしようとしたのですが、男性の勢いは止まりません。
「ねえねえ、聞いてる?」
「お姉さんは彼氏とかいるの?いるでしょ〜?」
ただでさえ仕事でイライラしていたのに、見ず知らずの酔っ払いの相手までさせられるなんて。
「うわあ、とにかくウザい。早く黙ってくれないかな……」
心の中では、不満が限界まで膨れ上がっていました。
普段の私ならとても気が小さい性格なので、愛想笑いを浮かべて適当に相槌を打ち、やり過ごすしかありません。
「そうなんですか〜」「あはは……」と、心にもないことを言って耐えるのがいつものパターンでした。
お酒の勢い?普段は言えない一言がぽろりと
しかし、その日は違いました。
仕事のストレスと、少し飲んだお酒の力が、私の中で化学反応を起こしたのです。
「お姉さんってさあ、なんか大人しそうだけど〜」
男性がそうニヤニヤしながら言った瞬間、私の中で何かがプツンと切れました。
私はバッと隣を振り向き、男性の目をまっすぐ見て、少し大きめの声でこう言い放ちました。
「あの!私、あなたと話す必要がありますか!?」
言ってしまった、と思った瞬間には遅く、言葉は完全に宙を舞っていました。
普段の私からは想像もつかないような、強気で冷たい一言。
すると、あんなに饒舌だった男性の動きが、ピタッと止まりました。
「えっ……あ、いや……」
男性は、鳩が豆鉄砲を食ったような顔をして、「おりょりょ……」という感じで完全に黙り込んでしまったのです。
気まずそうに視線をそらし、それ以降、駅で降りるまで私に話しかけてくることは二度とありませんでした。
私自身も少しお酒が入っていたとはいえ、あの時の一言は妙に効果抜群でした。
普段なら絶対に言えないような言葉ですが、お酒の力ってすごいですね。
イライラしていた気分もどこへやら、あの時の男性の驚いた顔を思い出すと、今でも胸のすくような、最高にスカッとした気分になります。
※tendが独自に実施したアンケートで集めた、50代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。














