「え、私こんなの頼んでませんけど?」理不尽クレーマーに突撃した自信過剰な後輩。私の忠告を無視した結果、見事な自滅にスカッとした瞬間
忠告を聞かない自信過剰な後輩
飲食店で働いていると、時折背筋がゾッとするような出来事に遭遇します。
ある日のピークタイム。私が配膳した料理を見るなり、若い女性客が冷ややかな声を上げました。
「え、私こんなの頼んでませんけど?」
手元の伝票には、しっかりと彼女が指差しで注文したメニューが印字されています。復唱も完璧でした。
明らかに頼まれたものなのに、まるでこちらが100%悪いかのように言い放つ態度。接客業特有の理不尽な状況に、嫌な汗が背中を伝います。
一旦料理を下げてバックヤードで対応を考えていると、後輩が「俺、行ってきましょうか?」と自信満々に歩み寄ってきました。
「あの人、ちょっと厄介かもしれないから、いきなり正論でぶつかるより、まずは不快にさせたことへの謝罪から入った方がいいよ」
過去の経験からそうアドバイスしたのですが、彼の反応は鼻で笑うようなものでした。
「いや、こっちのミスじゃないんだから、普通に説明すればいけますって」
私の言葉のニュアンスが、彼のプライドを刺激してしまったのでしょうか。
まるで私が彼の能力を貶しているかのように受け取られたようで、少しばかりのモヤモヤが胸の奥に澱のように溜まりました。
「そう……じゃあ、任せるよ」
私は深く息を吐き、彼の背中を見送ることにしたのです。
見事な自滅と心の中のガッツポーズ
後輩は意気揚々と客席のテーブルへ向かいました。
「お客様、こちらの伝票には確かにご注文の記録が残っておりまして……」
案の定、ド正論で真っ向からぶつかりに行く後輩。
次の瞬間、女性客の顔が怒りで真っ赤に染まりました。
「はあ!? 私が嘘をついてるって言いたいの!?」
店内に響き渡る怒声。後輩の表情から、一瞬にして血の気が引いていくのが見えました。
あーあ、言わんこっちゃない。
私の忠告を軽くあしらい、「絶対いける」と豪語して勝手に突っ走った結果がこれです。
すっかりパニックになり、助けを求めるようにこちらをチラチラと振り返る後輩。
結局、私が間に入って丁重に頭を下げ、なんとかその場を収めることになりました。
再びバックヤードに戻った後輩は、「まさかあんなに怒るとは……」とすっかり意気消沈しています。
「だから、最初は慎重に行けって言ったじゃん」
うなだれる彼の頭を見下ろしながら、先ほどの胸のモヤモヤは綺麗に晴れ渡っていました。
やっぱそうだよね、私の言う通りじゃん。
口には出しませんが、心の中では盛大なガッツポーズを決めた、最高の瞬間でした。
※tendが独自に実施したアンケートで集めた、20代・男性読者様の体験談をもとに記事化しています
※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。














